日本はアメリカに戦争で負けてから、
奇跡の復興を遂げ世界有数の経済大国になりました。
モノ作り大国としての役割が日本にあった。
資源のない日本は加工貿易で発展してきたんだと
学校の教科書で教えられた記憶があります。
日本でモノを作り、世界に輸出する。
それがなんとなくMade in Japanがラベルから消えて、
製造拠点が中国へとシフトしてくのを感じてました。
街で買い物しても日本製はめっきり珍しくなりました。
それからチャイナプラスワンが出てきて、
100円ショップでもタイやベトナム製が多くなり、
次はミャンマーだということで
製造現場も日本からアジアの西へ西へと動いています。
この当時、2000年代の平均給与は
日本が30万円なのに大して中国は3万5千円ほど。
www.777money.com…
日本より激しい格差があるとは言え、まだまだ安かった。
私はあくまで「平均値」を見てました。
ところが2007年から円高が進行したおかげで
日本のドルベースでの価値は見た目増えてたので
気づかなかったけれど、中国は着々と成長していました。
2015年はちょうど2007年と同じ1ドル120円代。
finance.matsui.co.jp/stockDetail.aspx?code=0551&type=1&chart=7…
ここでハッキリと、中国が変わったことを私は認識しました。
中国の大陸文化といえば、ゴミ箱が無くて
土足で上がり、食べたものは床に捨て、
トイレの水は流さないというイメージでした。
ところが近代化した中国ではそれが過去のものになってます。
いや、まだぶっきらぼうな所は残ってるかもしれないけれど、
かなりの人数が中間所得層に上がってきてるということ。
人口が多い分、絶対数は相当な数になります。
農村部から都市部の流入が加速していて、
都市部の平均給与は現在のレートで
日本円に換算すると約38万円ほどにもなります。
www.mof.go.jp/pri/research/conference/china_research_conference/2013/chu25_07.pdf…
一体いつから、こんなんなっちゃったんだろう!
しかも、航空券が安くて近すぎます。
例えば日本から上海までは片道3時間しかかかりません。
新幹線なら東京・新大阪間を少し超えたぐらいの時間です。
中国東方航空で往復した場合は大体5万円。
jp.ceair.com…
でも、LCCの春秋航空を利用すればなんと往復8000円です。
j.springairlines.com…
8000円!そりゃ大挙して日本にやってくるワケだ。
銀座や秋葉原では既に爆買いツアーバスが
数珠つなぎで駐車して渋滞を引き起こしてる問題まで発生してます。
headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20151105-00000053-nnn-soci…
これは明確で非常に重要な変化です。
もはや中国は、消費大国であると。
つまり、仕事を与える立場ではなく、
商品をお買い上げいただく立場だということ。
これから核心に迫っていきます。
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