バルス祭りと負荷分散


「Twitterもバルスでダウンしないしね。」

夜中の3時、私の頭のなかでこのセリフがループする。

バルス祭りとは天空の城ラピュタが放送された時に
ネット上で大量の「バルス」が同時投稿される祭り。

この投稿はサーバーダウンの代名詞となっていて、
2013年には最高毎秒14万3199
ツイートの世界記録を樹立している。

2016年1月第4回バルス祭りが開催される頃、
私は繰り返し処理というのをひたすら写経してた。
コンピュータが1秒間に処理を繰り返す回数は何回だろう?

少なくとも高橋名人がファミコン全盛期に
成し遂げた秒間16連射よりは早いはず。

ああ。この呪文を思い通りに唱えたい。
そうすれば、音速全自動でビジネスが出来るのに。

while文をネストするってどういう意味だよ。
教科書通りに書いてるのに思った通りに動かない。

ダブルで数字を回せば、両方順番に表示されるでしょ?
席を立って、体をほぐすために腕をぐるぐる回す。

(while文っていうのは、えーと。)

考えながら両方の腕を同時にぐるぐる3回回す。
あれ?違うか。うーん。

左腕をいーちって1回ゆっくり回す間に
右腕を3回素早く回す。

にーい、ぐるぐるぐる、さーん、ぐるぐるぐる。
あーこういうことか。なんか時計の針みたいだな。

あれから「精神と時の部屋」での修行期間を経て、
現在は負荷テストと負荷分散にチャレンジなう。

いつまで続くかわからない長いトンネルをくぐり抜け、
503エラーを何度も何度も吐き出し、
いよいよ最終形態に突入しようとしています。

昨日の記事には非常に多くの反響があったワケだけど、
突然覚醒したんじゃなくて、ずっと耐えてた。

ファイナルファンタジーの世界で言えばジョブチェンジ。
戦士のままで戦い続ければ、それなりの強敵も倒せる。
魔道士に援護してもらってパーティで行動する。

巨大なボスを倒せた時はとても嬉しいけど、
そのうち1人でできる能力に限界を感じるようになる。

いっそ転職しよう。

戦士としての経験を捨てて、魔道士の道を歩む。
貧弱な武器に、貧弱な魔法。

詠唱時間(コード書く時間)がとてつもなく長くて、
発動しても乱発する(どう動くか予測不能)。
社会人で言えば新入社員レベル。もういい歳なのに。

以前のパーティには笑われる。
「吉田さんはどこ向かうんですか?(笑)」
それが、少しずつ強力な魔法が打てるようになってきた。

連続して魔法を唱え続ける(コードを回す)と、
サーバーに負荷がかかることがわかってきた。
秒間ダメージみたいなもので、蓄積する。

だから間にスリープ処理を入れたり、
サーバーを分散させたりすることになる。

SSHでサーバーにアクセスして行動を監視する。
Tera Termって便利だよね。
まだ使いこなせないからWinSCPと行ったり来たり。

秒間14万回でも壊れないTwitterのサーバーは
まさしくラピュタ級の堅牢なシステムだ。

いやいや無理無理。鯖代いくらかかると思ってんの。
予算に応じて分析したい情報を削る。

マスタープログラマの方々からすれば
キホンでしょと言われても仕方ない。

しかし私には前職のアビリティで
コストパフォーマンスという
能力がが付与されている。

現実的で必要最小限のプログラムで
最大の効果を得るための設計ができる。

必要な情報を削り、
不必要な情報を追加し、
サーバーのスペックを必要とする割に
使えない情報ばかりを蓄積し、
ユーザーに無駄コストを跳ね返すことはしない。

何よりも大事なのは、
どのように書くかではなくて、
「何が作りたいのか」だ。

しかし私はピアノを弾くように華麗なコードが書けない。
そんなことが自由自在にできるプログラマの方々を
本当に今、尊敬しています。

ITドカタだなんて言う人がいるけれど、
世界に多大なる貢献をしていると思う。

私のピアノの音は、まだまだ華麗ではないけど、
最後まで通しで弾けるようになってきた。

茶番は終わりだ。

いよいよ、貫通する。
発動までのカウントダウン開始。

トンネルの先に、何が見えるだろうか。
分析するのが、楽しみだ。


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エグゼクティブクラブ代表の吉田です。 エグゼクティブクラブは9年に及ぶ実績を元に多数の成功者を輩出し、 14,000件以上に及ぶメール相談実績、2,700有余名以上の歴代会員サポート実績、 マニュアル・コンテンツ総数3300ページ以上、10名以上の講師陣によるサポート体制、 業界最大級の海外販売・個人輸出の会として、 あなたに的確なアドバイスをさせていただきます。

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