管理者「一旦サイト消えるよ。いい?」
私「まあどうせアクセスないし(笑)」
なんて悠長なことを言ってたこともあった。。
> 定期システムメンテナンスのため、
> 下記時間帯にサービスを一時停止させていただきます。
こんな案内をあなたも一度は見たことがあるはずです。
この時、明らかに裏方でエンジニアは決死の作業に挑んでる。
順調に行けば大したこと無いけど、
もし動かなかったらヤバい。
とえーい、一か八かでポチっちゃおう!
メンテ中、そういう決死の覚悟・・というか
ビクビクしながらモニター眺めてる人がいる。
メンテナンスと聞くと運営に感謝する今日この頃。
この時期はちょうどメンテナンスとか
サーバーやドメインの更新月が重なるので
見落としてるメッセージがないかをチェック
する機会が増えています。
あれは確かドメインの更新を忘れてた時・・。
まるで切れかけの蛍光灯を見てるかのように
サイトにアクセスできたりできなかったりが続いて
その後、完全に表示されなくなりかけました。
なになに?何が起こったの?(°Σ°)
必死で原因を究明したところ、単純に
ドメインの更新を忘れていたということに気付き、
すぐにお金を払って更新を完了させました。
私の場合、大抵ドメインはレンタルサーバー会社で
一緒に契約するんですけれどWADAXみたいに
やり方分からなくてもコールセンターに電話すれば
細かく教えてくれるところばかりではありません。
(初心者の方はWADAXがオススメです)
特に海外サーバーの場合はサポートも
全部英語なので、この時ばかりは祈りました。
なんせドメインって期限切れから一定期間経つと
永久に復活ができなくなってしまうからです。
その他にも、サーバーを他のに変えたり、
サイトにSSLを導入したりしても
同じような現象が起こります。
なんでサイトが点滅するかのように
表示されたりされなかったりするかというと、
Webサイトの仕組み上の理由があるんです。
例えばwww.xx.jpというURLって
コンピューター上ではIPアドレスっていう
数字の羅列で管理されているんです。
www.xx.jp=111.111.11.11
例えば携帯電話で相手の電話番号を
覚えている人ってどのくらいいるでしょうか?
普通は携帯に登録してる名前を押せば
電話を掛けられますよね?
ドメインが友達の名前、
IPアドレスが電話番号みたいなもんです。
それが、サーバーを変えたりSSLを導入したりで
イコールにならなくなることが発生します。
携帯で言えば、ドコモからauに変えて
同じ人だけど番号が変わったというイメージ。
その時、ブラウザというソフトは迷子になって、
あれ?前はここにあったのに、どこだろうと
聞いて回ることになります。
この聞いて回る場所のことをDNSと言います。
世界中に星の数ほどURLがあるので、
新しい位置を特定するのには時間がかかります。
携帯電話で言うと、自分の電話番号が変わったことを
友達全員に周知するまでには時間がかかるのと同じ。
伝わった人もいれば伝わってない人もいる。
全員に伝わるまでの時間のことを
「DNSの浸透待ち時間」って言うんですね。
(詳しい人、ここはツッコまないでくださいね)
大体2時間ぐらいと言われてますが、
ゆる~く浸透していきます。
その間サーバー管理者は、設定合ってたかなあと
ヤキモキすることになるんですよね。
SSLの場合は一致するまでの間に
「この接続ではプライバシーが保護されません」
なんて物騒な表示が出るので、ヤな気分(笑)
しかもその間はサイトに誰もアクセス出来ないので
ユーザーをお待たせしてしまうことになります。
なので、アクセスが大きいサイトだと
人知れず夜中に作業したり、前もって告知をして
万全の体制でメンテをしたりするんです。
自社サイトを持つ場合、こういう煩わしい
メンテが必要ないのが・・
国内ならおちゃのこネット
www.ocnk.net…
海外ならBigcommerce
www.bigcommerce.com…
というのがありますね。
月額課金のサービスなので、
この辺りの面倒を一手に引き受けてもらえます。
いずれにせよ、自社サイトや独自ドメインの
ブログなどを運営する場合は
最低限、更新月はメモしておくようにしましょう。
忘れると、ホント大変ですからね。
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