ビッグデータの有効活用は、ふるいにかけて金脈を探す現代版の宝探し!
吉田です、おはようございます。今週は会議続きでヘロヘロ。HASSO JAPANの実装もあったし、システム面での見直しや売上を伸ばすためのミーティング、はたまたオフィスの移転や採用についてなど、それでもどんどん前進していって、ようやくしっかりカタチになった怒涛の1週間でした。
目次
■ビッグデータとは何か。
ビッグデータを構成する各種データ(平成24年総務省情報通信白書より)
最近注目を集めている話題に「ビッグデータの有効活用」というのがあります。ビッグデータとは総務省の発行する情報通信白書によると、「事業に役立つ知見を導出するためのデータ」のことを指します。要するに、従来のデータベースでは保管や分析ができないくらい膨大な情報データのことを言います。なんか難しそうですね。
■データとは何か
ビッグデータっていうのはあらゆる所に存在するのですが、例えばヤフオク、eBayやAmazonなどの価格差情報も立派なビッグデータに当たります。これらは過去の落札履歴という形で公開され、何が、いつ、どのくらい売れたのかが簡単にわかるようになっています。これらの情報は膨大なので情報を整理するツールやフィルタリングして活用するユーザー個人の能力が最も必要とされる時代になってきました。ふるいにかけて金脈を探す現代の宝探しによく似ています。
■データは日々増え続けている。
人類の黎明期から2003年までに存在したデータは5エクサバイト。ところがたった10年未満の2012年には地球全体のデータは500倍の2.7ゼタバイトに及んでいます。価格差情報も同じように、今もなお驚異的なスピードで増え続けているんです。
■販売のビッグデータには2種類ある。
このビッグデータには2種類あって、プラットフォームが公開するビッグデータは誰もが平等にアクセスすることが可能です。逆に誰しもがアクセス出来ない情報というのが、自社のネットショップや直接注文、お得意先のお客様からの購入履歴などの秘匿性の高い情報ですね。特に後者の「自社情報」というのはまさしくその会社の「強み」そのものを表します。
■稼げる人と稼げない人の違いとは?
ビジネスを成長させるためには強みを伸ばして相乗効果を狙うか、全くの新規市場に参入してイチから売上を作るという方法があります。すぐに結果が出るのは強みを伸ばす方ですが、実はこの元からあるリソースを活用するというのは「灯台下暗し」的なところがあって、実はみんなが知ってることだったりするんですよね。だからみんなブルー・オーシャンを求めて今までに無い画期的な手法を模索をしてしまいがちです。迷った時はまず基本に立ち返れという格言がありますが、まさしくそれに気づかせてくれるのがビッグデータの存在です。
■分析してみて分かったこと。
今回のミーティングではネット上のビッグデータと社内のビッグデータを見直して、まず情報の洗い出しを行いました。日々増え続けている購入者の履歴や趣味嗜好などを考えていくと、売れるけど取り扱いしにくいものや、売れないけど扱いやすいものなどセグメント別に何種類かに分かれていることがわかりました。中でもこれにチャレンジしよう!と決まった売れやすくて扱いやすい商品というのは結局みんなが知ってる一見面白味のない商品だったりします(でも外部の人が見るとエーっ!て言われるかも)。
■ビッグデータに溺れないために
魅力的な市場や参入したい市場はたくさんありますが、やはり今までの経験を活かして相乗効果を狙ったビジネスをしたほうが稼ぎやすいということは言うまでもありません。ビッグデータの活用法とはまさしく「自分を知る」ことだなって思いますね。
■まとめ
世の中のあらゆる相場の情報が把握できる時代になってきました。相場以上の付加価値を提供するためにも相場を知らねばならず、何かと比較する時でも相場を知らなければなりません。ビッグデータを有効活用して強みを発掘し、あなたの得意分野を伸ばして行きましょう。そこにビッグインパクト(勝機)があるのです。
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