吉田です、おはようございます。
「この歳になるともう力量ってヤツが分かってさ。」
んなこと言うなよ。いや言わせたのは私か?
最近よく一人飲みというのをやってる。
マスターが今日は38.1度も
熱があるらしく辛そうにしてる。
ソチがロシアだって今日知ったwとかいう話題で
軽口叩いてたら、荒川静香が金とったのが
8年も前だって聞いて2人でドン引きした。
目次
そんなマスターは今日40歳の誕生日。
今は1人で店やってるけれど、
昔は20人ぐらいスタッフ
抱えたこともあるみたい。
野外コンサートするってんで500名分の
前売りチケット作って銀行にカネ借りて
派手なイベントやったこともあるそうだ。
「当日は警報出るくらいの大雨でさ。」
マスターは苦笑いしながら続けた。
来てくれただけで嬉しくてね。
赤字もちょっとだけで済んだし。
あれはやった人じゃないと分かんないよね。
私も昨年末に一度やったけどさ。
ほんとフラフラになる。
一人飲みビギナーの私にはマスターの
次の台詞の意味が最初はよく分からなかった。
「僕はね、一杯頂いて良いですかとか言わない。」
んー、それってあれか。
マスターにオゴるってことだよね。
それすれば、確かに客単価は上がる。
ついでに、グラスが空っぽになっても
次を煽ることもしないと決めてるそうだ。
客単価は上がってもリピートは下がるだろう。
それより無理に売上を上げる気が無いように見える。
さらに言えば、近くの店に飲みに行って
店同士で売上を融通しあう慣習が
あるところもあるそうだ。
店が大きいと、その分売上も多く要る。
広告費を掛ければ、広告費以上の収入が要る。
途中から、ふっと力が抜けたんだと思う。
そこにいる人は、全盛期の昔話なんて
まったく彷彿とさせない普通の人だった。
飲みたい時来て、帰ればいいよ。
仲良くなっても、僕からは誘わないしと言う。
それは美学なんかじゃねーし。
世の中カネでしょキレイ事
押し付けんなよって気持ちと、
そうだよねえ分かるよ楽に行こうよ
って気持ちが交錯する。
若者と年寄りの狭間のような
私も微妙なお年頃。
バーのマスターと言えば若者には
憧れの職業に思えるけれど、
彼はまだ独身だった。
フラれることが3回連続続いたんだそうだ。
そういう職業だから、彼女が不安がるらしい。
私は妻と子供がいるので特に
どんな職業に就くかは大事だと感じてる。
どうせこの記事も全部筒抜けだし。
娘も将来、私の記事を読むだろう。
どう思われるだろうと考えると、筆が進まない。
何を書けば良いのか迷う。
まず自分がどうありたいのかを決めるべき。
大抵の夢は叶った。もっかい全部失う覚悟で
アクセルぶち込むか、安全に行くか。
あなたにだけ正直に言うと、
私はただいま、絶賛スランプなうだ。
最新記事 by 吉田ゆうすけ (全て見る)
- 【本日で更新停止】さようなら - 2020年1月31日
- 【残り1日】明日で更新停止します - 2020年1月30日
- これから儲かる商品20選は本日削除 - 2020年1月28日