異文化コミュニケーションで売上を伸ばす方法
吉田です、おはようございます。
今や弊社も多国籍企業。社内外であらゆる文化の人達とコミュニケーションを取りながらビジネスを行っています。外国の人と関わる中で、私達が先入観でしか知らないことは3つあります。それは「言語」「政治」「宗教」。私達日本人はこの中で1つでも交わらないものをタブー視する傾向があります。というかちょっと敬遠しちゃいますよね。
世界ではもっと身近に交じり合って存在しています。日本人には珍しい、異なる文化の人達がいったいどのようにしてビジネスをしてるのか、知りたくはありませんか?
■吉田が言語アレルギーを克服した瞬間
私が海外販売を始めてすぐに、言語の問題は解決されました。商品の販売ぐらいのメール定型文なら、アルファベットと簡単な単語を分かっている日本人はすぐに会話できるようになります。これが英語以外だったら厳しいけど。ヒンディー語なんてのはもうなんかの暗号にしか見えないもんね。私が運営してるエグゼクティブクラブでも、まったく素人のサラリーマンや主婦から一気に売上を伸ばした人が大勢います。じゃあ何人なんだって言われると概算でしか言えませんが、10人や30人でないことは間違いないですよ。1000人以上は確実に存在しています。
ビジネスの上では、ヒンディーをしゃべるインド人もハングルをしゃべる韓国人も、日本語をしゃべる私もカタコトの英語を使ってビジネスをしています。私は英検4級しか持ってないので全部翻訳サイトの英語ぐらいしか使えません。最近では弊社のスタッフも英語のブログぐらいだったら普通に読めると言ってたので目を丸くしちゃってます。
でもメールの会話は得意になっても電話で話したりすることは少ないので、「英語の読み書きできるけど話せない」人は世界中にもかなりたくさんいます。ネットならではの新しい特徴になりつつありますね。
■政治観はどうなのか?
昔、韓国のお客様とメールで仲良くなってやりとりしてた時に、サッカーのワールドカップの話しになって盛り上がったことがあったんですが、そのあとほんの少しだけ政治の話しになって少しトーンダウンしたことがありました。
あ、やっちゃったなーと思ったんですが、この気まずさに日本人は過敏に反応し過ぎかなと言う気がします。例えば竹島の問題はまあ外交問題としては色々あるのかなあという気はします。でも一般ピーポーの私個人の感覚からすれば「日本頑張れ」と思うぐらいで笑顔で商品を買ってくれる韓国人に対して別に個人的な感情があるワケもなく、その人個人ベースの性格がどうなのかってことを私は見てます。相手も同じですね。
これは普通に日本人同士の会話で言うと「ご両親に不幸があった」ことに触れてしまったレベルの気まずさなので、話題を変えれば問題なし。
政治について熱く語るのはどうかと思いますが、特に話題にしないでそれ以外のことで盛り上がってんだな他の国の人達も。と思ったらアレルギーも無くなりました。
■宗教はどうなのか?
普段のお客様とのやりとりでは宗教について知る機会はほとんどなかった私ですが、色んな国の人を採用するようになって宗教についてのアレルギーもなくなりました。
世界には色々な人種や宗教があるのは当たり前ですが、企業としては優秀な人材を雇うのが再優先で、優秀な人も宗教観を押し付ける前に仕事を得ることが先です。そう言った意味では異なる宗教同士の人達でも「ビジネスで団結してる」ってことですね。うん、こりゃ名ゼリフだ。
キリスト教の人だと毎週日曜日は礼拝に行きますという話しだったり、イスラム教の人だとラマダンの断食中なんですという話しは報告受けますが、まあそれは個人の趣味みたいなものなので、仕事の上で影響がなければお互い問題なしというところですね。そんで私は土用の丑の日にウナギ食ってますと言います。大抵、あっそうBoss(私のこと)変わってますねと言われます(笑)
宗教もガチガチに守っている人から簡略化してる人まで実は様々で、厳格なイスラム教徒は1日5回礼拝するのがホントらしい。でも私の採用しているムスリムは「仕事中の礼拝は控えてます」と言ってくれてるので、ふーんそんなもんなんだと感心したり。仕事や関わる人、異なる宗教の人とも折り合いをつけながら暮らしているのが現状ですね。
宗教が違う人同士喧嘩にならないのか、宗教色を出すと顧客が限定されちゃうんじゃないかという心配も多少はしてましたが、例えばあなたが宿泊したホテルに「聖書」が置いてあるのを見たことがありませんか?あれはキリスト教徒のために置いてあるんですが、日本人からすればオシャレなオブジェぐらいにしか見えません(超主観です、すいません)。
ムスリムの場合だったら礼拝する方角を示す「方角シール」だったりします。マレーシアのホテルには9割以上がこれ貼ってありますね。日本だったら数珠かな。これはサービスの一環として用意してあるもので、ホテル側としてこれを特色としてるワケでもありません。
また宿泊者自身も異なる宗教のモノが置いてあったからと言って違和感を感じるワケでもなく、普通に宿泊することでしょう。
■まとめ
言語・政治・宗教について、抵抗がある人も多いと思います。海外販売を始めたばかりの頃は、英語メールは全部スパムだと思ってたので、私のアレルギーも相当なものでしたが関わってみると小さな問題だったというのが率直な感想です。
ま、情報は受け取るものじゃなくて発信するものだというのが私の考え方。人のイメージや先入観なんてなんの根拠もありません。あなたの目で見て、確かめて評価してみましょう。きっとその方が、魅力的な人になれますよ。
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