過去最高益のトヨタ自動車が更に上方修正するかも?


トヨタ自動車が2015年3月の業績予想を
上方修正する可能性が出てきました。

国内は販売低迷しているものの、
アメリカでの販売の好調や
円安の恩恵を受けて過去最高益を
更に上回る見通しです。

輸出企業は過去最高益を続伸してますね。

世界を見ていると、ヨーロッパ勢が元気ないなと
思いながらもアメリカは依然として買う気満々。

アメリカの景気回復と円安で
輸出企業の盛り返しが顕著になっています。
輸出ビジネスをするには絶好のチャンスですね。

ところが過去最高益がほぼ確定となっている
トヨタ自動車も輸出一辺倒ではなく、
どれだけ海外の業績がよくてもこだわるのが
「国内生産300万台」という数字です。

製造っていうのはAmazonのFBAと同じで、
買ってもらう人の近くで作ったほうが
効率がよく、売れやすくなります。

アメリカが好調なら、国内生産の比率を下げて、
海外の工場に拠点を移したほうが利益は上がる。

売れる商品を100個持ってたとします。
日本よりアメリカの方が景気が良いなら
アメリカのFBAに全部納品して早く売ろうという
気持ちになりますよね?

201503toyota

トヨタの場合は今回の第2四半期連結累計期間の
販売台数は実は国内は6.4%減少して103万台、
逆に海外は2.4%増加の344万7千台。

国内販売台数は2倍すると年間206万台と
大きく割り込んでいるので今年は国内生産
300万台を維持できるのか個人的に興味があります。

それでも国内に生産拠点を持ち続ける理由は、
3万個からなる自動車部品の技術が無くなると、
いざ円高になったり海外販売が不調になった時に
国内にもしっかりと根を張っておきたいという
トヨタの方針でもあるんです。

私は都心部や地方にも会社がありますが、
合理的に考えると都心に集中した方が
売上は伸びる可能性が高いです。

ただ、やはり人財の異動や配置を考えると、
急に場所を変えたりすると、せっかく
蓄積したノウハウが消えてしまって
育てるのにかなりの時間がかかるんですよね。

3年経ってようやく右腕になった人達を
またゼロから教育するのは骨が折れる。

自動車産業の場合は、一度無くした技術を
もう一度再建するのは至難の業だと思います。

そういった意味でも、国内にも土台を残しつつ、
海外の伸びしろが大きいトヨタって凄いと
改めて言わざるを得ません。

最近いろんな会社の決算報告を見てます。
あなたも興味のある分野の決算を見てみると
新しい発見が合って面白いですよ。


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エグゼクティブクラブ代表の吉田です。 エグゼクティブクラブは9年に及ぶ実績を元に多数の成功者を輩出し、 14,000件以上に及ぶメール相談実績、2,700有余名以上の歴代会員サポート実績、 マニュアル・コンテンツ総数3300ページ以上、10名以上の講師陣によるサポート体制、 業界最大級の海外販売・個人輸出の会として、 あなたに的確なアドバイスをさせていただきます。

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