利益は絶望から始まり3倍に飛躍する。


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その日、私は絶望から始まった。

歴史に「if」はない。
やらなければ良かったという、
選択肢もない。

今、この状況に対してどう対処すべきか。
永遠とも思える長い長い時間だけが、
私を待ち受けていた。

死を目前にした経験は
一度や二度のことではなくて、
顔面蒼白なんて序の口レベル。

ピンチはまさに今、訪れている。
その時あなたはどうしますか?

初めての経験は、中学生。
何度も休もうと思いながら
弱い私はズル休みも出来ずに
学校に登校した。

その日は運動会で、
私は中学3年生だった。

ライバルがいて、
私は1番と2番を争っていた。

こんなに良い天気なのに
私だけが苦しかった。

諦めれば良いだけなのに、
なぜかスタートの白い線の
一番前に立っている。

膝を震わせながら、
スタートの合図を待つ間、
私はこの場から逃げ出すことしか
考えられないでいた。

それが最初の絶望で、
その後の人生には何度も
絶望を味わう瞬間があった。

今日は、全力であなたに伝えます。
少し長くなるかもしれないけど、
しばらくお付き合いください。

お金が怖い。

全部無くなれば、
家を追い出される。

みんな稼ぐのに必死だから、
そこには命のやりとりにも似た
戦いがある。

お金が無くなれば
本性が剥き出しになる。
隠しきれないもんです。

失えば、否定的な感情が沸くし、
得られれば、もっと欲しくなる。

「永遠の0」じゃないけど
負け戦の時は更に悲惨だ。

大きな勝負を掛ければ掛けるほど
70年経った今でも賛否が分かれる。

人もモノもカネも使い果たして
最後には焼け野原しか残らない。

なぜ、命を賭してまで戦う必要があるのか。
それは戦う理由というよりは、
義務と責任、そしてその場にいたから。
始めてしまったことだから。

たったそれだけのことだった。

海外販売を始めて間もなく、
ヨーロッパにある小国の王族の方から
ある骨董品の注文をもらった。

それは大変高価なもので、
先払いでお代が振り込まれた。

世界の面積がどのくらいあるか知らないけど、
広大な砂漠の砂の一粒以下レベルの
商品を、彼らは血眼になって探してた。

どこにあるかは、知っている。

それは「遺品整理します」という
新聞広告を出していた便利屋から
骨董屋に二束三文で引き渡された品。

それを札束をドンと置いて私は買った。
そういうのを、当時何回もやった。

その時、失われた20年について
私なりの見解が生まれた。

「元気のない所からは、みんな逃げてく。」

日本のバブルが崩壊して、
まずカネが、そして古美術品のような資産が、
最後に人が出て行ってしまう。

誰が日本を守るんだ。
いやその前に、我が身が一番です。

金は人なり、
人は金なり。
現金なもんです。

ビジネスにもこういう
命のやりとりがある。

潰れそうな会社からは
早めに手を引きたいと思うだろうし、
転職して給料の良いところに行きたくなる。
お金を失えば、取り返そうと躍起になる。

金額が大きくなればなるほど
その人数やパワーは大きくなる。

例えて言うなら、マンションの
2階から飛び降りるくらいの失敗なら
なんとか無事でいられるかもしれない。

3階なら骨折で済むかも。
でも、5階なら決して無事では済まない。

東京タワーを凌ぐスカイツリーが
登場したように、人は高い所が好き。

成果主義、つまり完全歩合が過ぎると
手段を選ばず成長を選ぶようになる。

そうすると、神輿に担がれるよに
どんどん上へと昇るようになる。
ある時点から、完全に不可抗力となる。

下に落ちれば、真っ逆さまだ。
明るみに出てない不正があるかもしれない。

株価にも似た所がある。

業績は好調なのに、株価が低迷する。
現状維持ばかりでつまんないからだ。

そして上場来最安値を記録すると、
もっと稼げと市場から晒される。

その圧力というのは相当なもので、
外は行楽日和の良い休日なのに
1人オフィスで暗い顔をすることになる。

みんなお金を失ってるワケだから、
周囲の目は冷ややかだ。
何遊んでんだよと言わんばかり。

堅実経営をしてるのに、
市場は満足しない。

そしてどんな慎重な人でも失敗は必ずする。
大企業だって例外じゃない。

ビジネス環境が変わったり、
人選を誤ったり、法律が変わったり。

99%の確率で成功してても
1%のミスで全財産失うことがある。

リサーチして、出品して、メール対応して、
落札されて、入金されても在庫がなければ
売上にならないのと同じ。

最初からテキトーな人なら
まあ結果もそうなるだろうけど、
本当に真面目な人でも
こうなってしまうことがある。

ピンチは、チャンスだ。

会社が潰れそうになった時は、
余計にカネがかかるのに
信頼してた人はいなくなるし、
カネを貸してくれと言っても
誰も答えてはくれない。

むしろ、それみたことかという
意見が大半を占める。

思わず、自分も逃げたくなる。
ここでバンザイすればこれ以上の
被害は拡大しない。
倒産を薦める人も出てくる。

そんな場面は、私も経営してて
3度ほどありました。

しかし、そんな時必ず
味方になってくれる人や
最後まで支援してくれる人が
現れたりするんです。

それは今まで目立たなかったお客様だったり、
頼りないと思ってた従業員だったり、
疎遠だった友人だったりとさまざまです。

私は涙を流してありがとうと言いました。
私の場合は覚悟を決めた。

絶対に、逃げない。
(ネバー、ギブアップ)

決着を、つけるまで。

これは死線をくぐり抜けた
経験者にしか分からないはず。

だけどこれだけは断言できる。

上場企業の経営者は、
全員同じ経験を必ずしてる。
同じ匂いがツンとする。

退路を断つと、やるべき
ことしか見えてこない。

そこからの復活劇こそ、
忘れられない思い出、そして
未来への投資になるんです。

そう、投資。

投資とはそんなもんじゃないかな。

私は上場来最安値を更新している
会社の銘柄をずっと見てました。

株主の悲痛な叫び声が
みんかぶ(株のSNSサイト)
から聞こえてくる。

真面目な経営者は首でも吊りそうな
勢いで悩みながらも、
諦めないで策を練っているはずだ。

どんな手を打ってるかニュースを見る。
場当たり的なものではダメだ。
もっと反省したほうが良い。

ただ本当に手を尽くして考え抜いた
渾身の商品を出す瞬間がある。

それを実際に手にとって確認する。
「いい仕事してるな」って
自分が納得したら、誰がなんと言おうと買う。

そこから、一気に反転が始まる。

日本の上場企業の上場廃止率は
調べてみると3%もない。

つまり97%の企業は必ず立ち直る。
私が見たいのは、その会社に
底力がどのくらいあるのかという部分。

中学校最後のマラソン大会で
全校一番を取った。

戦後日本は軌跡の復興を遂げ、
経済大国へと躍進をした。

ピンチを乗り越えた後は
利益は以前の3倍になり、
手持ち無沙汰になるほど
やることが無くなる。

大抵みんなそんなもん。
諦めない人は、
同じ道を歩んでいる。

失敗の後何を学んだかを徹底的に調べ、
利益の根拠がはっきりしてたら
その会社が立ち直るまで
応援するつもりで株を買う。

ゼロからビジネス作るより簡単。
作られたビジネスプランを
添削するだけでいいんだもん。

安く買って高く売る
=(イコール)
失敗を教訓に成長する。

それが株式投資という
ものではないだろうか。

ウォーレン・バフェットの
言葉も今じゃすんなり入ってくる。

従業員から独立して個人事業主になり、
経営者になり高額納税者になった私ですが。

投資家になった、と
実感した1日でした。

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ウサギ園にて

吉田ゆうすけ


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エグゼクティブクラブ代表の吉田です。 エグゼクティブクラブは9年に及ぶ実績を元に多数の成功者を輩出し、 14,000件以上に及ぶメール相談実績、2,700有余名以上の歴代会員サポート実績、 マニュアル・コンテンツ総数3300ページ以上、10名以上の講師陣によるサポート体制、 業界最大級の海外販売・個人輸出の会として、 あなたに的確なアドバイスをさせていただきます。

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