陸王が面白い。


「陸王」って言葉を聞いて
あ!地下足袋だと思う人は多分私ぐらい。
しかも勘違いだったんだけど。

本屋に行って、ふらっと散歩してまわってたら
陸王という名の本がポンと目に飛び込んできた。

へーなんで地下足袋なんかを題材に小説なんか
書くんだろと手にとってパラパラ開いてみる。

その場では買わなかったけど、家に帰ってしばらくして
やっぱ買おうとKindle版を購入。
超手軽。大丈夫かリアル書店。

で、100年続く老舗の足袋製造業者こはぜ屋が
現状打破のためにランニングシューズ業界に
参入してく物語なんだけど、これがもう面白い。

そうそう、まさしくこんな業界じゃんと
あれあの会社、今どうなってるんだっけと調べたら
陸王じゃなくて、力王だった。

あ、そうそう力王足袋。

地下足袋や作業靴はヨーロッパで評価が高い。
なんでも日本の職人が昔、万博か何かで活躍したらしく
それ以降買い求める人も多くなった。
そんなにたくさん売れるジャンルではないけど。

現在はほとんど海外で製造するようになったので
日本で足袋を作れる職人さんも関東地方に
僅かだという話し。

その中で現状打破のためにランニングシューズの
業界に参入する所がまたリアル。

突き刺さったのがシューズの特徴を出すのに
いちばん重要なソール部分の製造機械が壊れた時、
プロジェクトを続けるか辞めるかの決断を迫られて
経理担当のゲンさんが言った一言。

在庫かと社長が聞いた時に、いや人だと答えた一幕。
もうリアル過ぎて過呼吸になりそうでしたね。

正直、例えフィクションを書くにしたって
かなり深くまでビジネスのことを理解してないと
こんな生々しいことまで描写できないはず。

爽快なのは、ここから復活して大手企業や
銀行さんに一杯食わせるところだけど、
この人何者と思って著者を調べたら、
ああこの人が池井戸潤さんかと。

半沢直樹シリーズを書いた人ですね。

これは一度あなたも読んでみることをオススメします。
読み応えありましたよ。

rikuo


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エグゼクティブクラブ代表の吉田です。 エグゼクティブクラブは9年に及ぶ実績を元に多数の成功者を輩出し、 14,000件以上に及ぶメール相談実績、2,700有余名以上の歴代会員サポート実績、 マニュアル・コンテンツ総数3300ページ以上、10名以上の講師陣によるサポート体制、 業界最大級の海外販売・個人輸出の会として、 あなたに的確なアドバイスをさせていただきます。

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