【2017年】オンラインアウトソーシングの成長と動向


オンライン・アウトソーシングは企業にとって成長の鍵となります。

Upwork、Freelancer、99Designsという3つの大手オンラインアウトソーシングプラットフォームを分析したところ、過去3年間で大幅な収益成長がありました。

アウトソーシング業界は、2012年から2014年にかけて77%の成長を遂げたUpworkが市場の割合を大きく占めています。

同時期にFreelancerは92%、99Designsは354%の成長を遂げています。

2015年には、Upworkはフリーランサーやナレッジワーカー(知的生産物を創造する労働者)を発掘するために10億ドル以上を費やす見積もりを立てました。

そして2018年までには、オンラインアウトソーシング市場が50億ドルの規模になると予測しています。

また、オンラインマーケットプレイスのプラットフォームは、人事に頭を悩ませています。

人材サービスは4160億ドル以上の巨大な業界です。

しかし、ITなど特定の業界の労働者の多数はオフィスで働いています。

Upworkの役員は、ElanceとoDeskを合併させてUpworkにした理由を、オンラインアウトソーシングのメリットを企業に提供することで、従来の人材派遣会社と競り合うことができるからだと述べています。

企業がオンラインアウトソーシングを利用するメリットはいくつかありますが、今回は業界の成長を支えている主な4つの要因についてお話していきます。

 

 

1.職場の柔軟性の促進

具体的に言うと、従業員がオフィスに通わなくても仕事のすべて、もしくはその一部を行うことができるようにすることです。

これによって、従業員はいつ・どのように働くかを自由に選択することができます。

Hok.com…によると、民間部門と公共部門のすべてのナレッジワーカーの約3分の1がオフィスに通わず働いています。

さらに、遠隔で仕事をしている従業員の30%が、職場の柔軟性に不満を持っている従業員の10%と比べて、仕事に対して意欲的であるという報告があります。

ナレッジワーカーの割合が多い仕事の場合、地理的な問題は仕事に影響しないため、自由な職場選びが採用システムに組み込まれています。

その結果、優秀なナレッジーワーカーが仕事を見つけるためにオンラインアウトソーシングを利用しています。

 

2.人材のグローバル化

シリコンバレーにはレベルの高いソフトウェアエンジニアがたくさん集まっていますが、すべてのソフトウェア会社が存在するわけではありません。

もしあなたがソフトウェア会社のCEOであれば、高い技術を持つソフトウェアエンジニアを雇用するためにサンフランシスコやボストンに移動する必要はありません。

従来、労働市場における企業の最大の問題点は、企業が求めるスキルとニーズにマッチする労働者を見つけるのが難しいことです。

職場がオンラインの場合、柔軟性の高いグローバルな人材を見つけやすいため、この問題点が解消され、需要がある時に最適な労働者を見つけられるようになります。

オンラインアウトソーシングは、すべての規模の企業にグローバルな人材を提供します。

今や起業家は、地理的制約を気にすること無く、世界希望で最高の技術を持った労働者を雇うことが出来ます。

 

3.不動産コストの削減

職場の柔軟性が向上し、グローバルな人材の雇用が増えたことにより、多くの企業が不動産コストを削減しています。

例えば、保険会社であるAetnaは、柔軟なワークスペースを使用して収益を上げています。

Aetnaの従業員数は35,000人ですが、そのうち14,500人が自分用のデスクを持っていません。

CEOであるMark Bertolini氏とチーフのJoseph Zubretsky氏によると、不動産コストを削減するには長い道のりが必要だった述べています。

2,000人の従業員は、週に数日間、自宅で働きます。

つまり16,500人、従業員のうち47%が自分のデスクを持たずに仕事をしています。

これによって、同社はオフィススペースの270万平方フィートを削減することに成功しました。

光熱費、清掃費などを含めると、年間約7800万ドルの節約になっています。

中小企業でも、遠隔の従業員を雇用することで同様の結果を期待できます。

PGiが行った調査によると、フルタイムの在宅勤務者を雇った場合の平均的なコストは、従業員1人あたり年間1万ドルの不動産コストの削減になります。

オンラインマーケットプレイスは、職場の柔軟性、遠隔勤務、在宅勤務を促進して不動産コストを削減するために、オンラインアウトソーシングを利用する機会が増えています。

 

4.人件費の削減

遠隔の労働者を雇う場合、お勧めなのはフィリピンです。

フィリピンの労働者は中小企業、新興企業にとってはコストが手頃で、英語も堪能です。

遠隔労働者を雇用する際には、コストと英語力、この2つが重要です。

もちろん、それぞれのスキルや職務経験によってコストは異なりますが、西洋諸国に比べれば遥かに低コストで済みます。

以下は、仕事別のおおよその雇用相場です。

仕事内容
費用(ペソ/月)
費用(ドル/月)
データ調査&入力
12,000-18,000
260-400
翻訳
18,000-30,000
400-650
記事/コンテンツ作成
20,000-35,000
440-770
SEO/WEBマーケティング
25,000-100,000
550-2,200
WEB開発
30,000-120,000
660-2,600

 

まとめ

オンラインアウトソーシング市場は急速な成長を遂げていて、スタートアップを拡大する上で過去10年間、非常に重要な役割を果たしてきました。

2016年のアウトソーシングの動向を見ていてみ、その影響は計り知れないものがあります。

この市場は将来的にも成長を続け、あらゆるビジネスに浸透していくことが予想されます。


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