給与.jpのビジネスニュース29号


p>昨日は飲食業の本社総務人事課長さんと労務顧問でした。

関連会社7社を持ち、従業員数はグループ計1400名と少しです。

勤怠管理方法の改善について意見を交わしました。

その他、管理職の残業代対策についてもお話がありました。

この会社では、まず採用時に将来の幹部候補として店舗を管理するつもりで仕事をする熱意があるのかどうかを確認します。

熱意があれば、幹部採用として、勤怠管理は行わず、店長として勤務をしてもらいます。

しかし、日が経つにつれ、労働条件が厳しいことに不満を持つ店長も少なからずいる様子。

月の労働時間は300~350時間にのぼります。

会社側の言い分は、幹部候補であるから勤怠管理はしないとの話。

別に社員という形を取らなくてもよいところを、将来に向かって育てるつもりで社員にしているとのこと。

しかし、総務人事課長さんは頭を悩ませています。

年に数名は店長が労働基準監督署に駆け込むからです。

そのときの是正措置は、

「駆け込んだ人にだけ残業代を正しく計算して支払う。」

金額は500万円以上に上ります。

これってやったもの勝ちですね。

会社としては、「何かあったときに対応する」との姿勢であり、事の重大性に気

づいていないとの主張。

これだけ多くの従業員を抱えている会社であれば、全従業員の就業時間や給与を

すぐに見直すことは不可能です。

是正対応に対する人件費の追加支払分も予算に含めて下さいと申し上げるほかあ

りません。

確かに、マクドナルドのように全社員に残業代の支払命令を出すような厳しい是

正勧告は出さないものの(会社を潰すことが目的ではないため)、

残業代の割増率も上がる世の中、対策をしっかり取らなければいずれ問題が表面化したときには

会社存亡の危機に直面することになるでしょう。

店長や管理職は一般知識として、「残業代は出ない」と思い込んでいるケースが

多く見受けられます。

私が知る限りでも、漫画喫茶店長、ファミレス店長など、売上の数字を管理する

立場の方でも残業代を支払うよう労働基準監督署から是正を受けている企業はた

くさんあります。

しかし、労働組合や労働基準監督署に駆け込んだりするのは穏やかな話ではあり

ません。退職もやむをえないでしょう。

その覚悟があるのであれば、止めません。

私も全力でサポートします。

しかし、退職するわけではありませんが、現状に不満のある方。

永く、あなたに見合った給料をもらうため、交渉の材料にしましょう。

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