給与.jpのビジネスニュース第63号


p>おはようございます。給与.jpです。
前回より続いているノンフィクションドラマ。
第5話は引き続き昇給、昇格のひみつについてフォーカスしています。
第6話目以降もお楽しみに!

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第4話 ~昇給、昇格のひみつ2~
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3月1日。

昇格試験の当日に、制度を無視して平社員から飛び級で出世した課長が出た。

辞令が交付されたことを聞いて、私は訝しく思った。

神奈川出身の新しく課長になった彼女は、社歴こそ飛びぬけて長いが、

吸収された側の人間で、しかもこちらでの評判はすこぶる悪い。

昇格試験を受けたわけでもなく、そして実績がさしてあるわけでもない。

わが社の就業規則にはいつの間にか

こんな一文が追加されているとの噂が立った。

「会社が必要と認める場合に限り、

昇格試験制度に関わらず昇格させることがある。」

ふん。無茶苦茶だ。

一番の理由は本社で人が辞めてポスト不足だったことが原因の様子。

開いた穴にフタを閉めるように、簡単に役職のスキマは埋まった。

昇格試験は2手に分かれて行われた。

ひとつは東部選抜。静岡から東のチームに対して選考が行われる。

もうひとつは西部選抜。愛知から西のチームに対して選抜が行われる。

ここでもひとつアクシデントがあった。

東西の選抜面接官に対して上層部からクレームが入ったのだ。

「公平な立場から選考を行うため、東地区は西の幹部。

西地区は東の幹部が面接試験を行うこと。」

知らない人間が、知らない人間を評価するのか。

初対面の人物をどうやって評価するのかはなはだ疑問だ。

しかし、僕は関西の人間を知っている。でも・・・。

僕は3年前のことを思い出していた。

3年前、僕は同じく臨時に行われた社内選抜を駆け上がり、

生え抜きの社員として期待されて転勤し、大阪に配属された。

しかし、やる気満々の僕を尻目に周囲の反応は非常に冷酷なものだった。

「東京のアカンタレが来たでぇ」

直属の上司に嫌われ、周囲にも疎まれ、

僕は針のむしろのような一年間を大阪で過ごした。

ここで僕は初めて、会社はひとつではないということを思い知った。

たまの休日はゴルフに誘われ、ゴルフも出来んわ仕事もできん。とヤジられる。

飲み会に誘われれば、東京VS大阪。地方VS本社の叩き合いにあう。

僕の評価は最悪だった。

東京に戻るまで、なぜ仕事を続けられたか?

多分、会社に期待されてきたという想いが僕を支えていたんだと思う。

例の最新型テレビ会議システムを用いて選考試験が行われた。※

僕は、予め準備して、挑んだ。

4人ずつの面接だったが、さほど勘違いした答えもしなかったと思う。

だけど、落ちた。

そして・・・。

スノボの後輩と。

彼女が。

僕より先に出世した。

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(※)クライアントからの質問事例
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Q.昇格試験が行われます。どういったところに気をつけるといいですか?

定義:平社員が主任や係長等役職がつくこと。またはその逆。

1.大企業以外の、ほとんどの中小企業の現実は、

そのほとんどが「ニュアンス」で基準を決めているのが実態です。

ある社長の考え方では、

「決められた仕事を決められた通りに行えば50点。

さらに工夫をすれば50点に加点。

それが失敗したとしても50点以下にはならない。」

と、社長の頭の中では明確な基準を持っています。

じゃあ、どの程度が決められた通りに行われたってことなのか?

じゃあ、工夫ってどんなことなのか?

じゃあ、失敗はどの程度許されるのか?

これについて、「数字」で答えられる社長は、実は・・・いません。

学校のテストの点数と違って、

経営権を握っている人があっさり決めてしまえる

のが評価制度です。

結論を先に言えば「社長が好きな人」が昇格基準です。

どんな立派な評価制度を作ったとしても、それは出来レース。

あなたがもし「仕事をしっかり行っているのに評価されない」

と感じているなら、それは仕事以外に原因があると言えるでしょう。

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