給与.jpのビジネスニュース第20号


p>高速道路に近い山のふもと。ここに1万9千円の市営住宅に暮らす72歳の女社長がいる。

大クレームで訪問することに。

ご訪問のアポを取ろうとすると、

長々と30分も世間話をされた。

「うわー、話の長い人だなーあ」と内心思いながら、しょうがないからその日その時間にご訪問する。

この社長、一見ただのおばあちゃん。

耳は遠くはなっていないのだが、なんせ話し始めると声は震えているわ、

延々と身の上話を始めるわで話をこちらのペースに持っていくことができない。

でも、話を聞いているうちに、少し私の考え方が変わってきた。

このおばあちゃん、話はまどろっこしいけどボケているわけではない。確かに話は長いけど筋が通っているのだ。

ご相談の内容は高額療養費について。

扶養家族の社長の孫が、手術をしたとのこと。

大クレームを作った電話応対をしたウチの人間は、高額療養費の書類の説明だけに終始し、

おばあちゃんがボケているから話を分かりやすくしようと高額療養費の用紙は青い用紙だから、

青い用紙を送付します。青い用紙でよろしかったんですよね??とまくしたてられたそうだ。

高額療養費制度とは、給与明細の中の「健康保険」の中にある制度である。

健康保険は3割負担だが、手術や入院をした場合に本人の負担が高額になりすぎることを防止するため、

高額療養費という申請書に領収書を添付して申請すると、病院へ払ったお金の一部が戻ってくる仕組だ。

本来なら申請から4ヶ月程度で本人口座に社会保険庁から振込がある。申請しなければもちろん戻ってこない。

参考ページinsurance.yahoo.co.jp/report/0502_01_2.html…

このばあちゃん。一方的にまくしたてられた問題の「青い紙」も持っていたが、

実はその他に「白い紙」も持っていた。「白い紙」とは裏技の紙だ。この白い紙を合わせて提出することで、

本来4ヶ月かかる振込みが2週間に短縮される。

初めに電話を受けて大クレームを作ったウチの人間はそれを知らなかったのだろう。

必要ないです、と答え、じゃあこの紙はなんでしょうか?との質問に説明しきれなかったところがクレームを生んだ。

書類をFAXでももらって確認すればよかったのに、電話で終わらせようとしたところも問題だ。

本に書いてあることは本を読めば書いてある。本に書いてないことを分かりやすく説明できるから、価値がある。

おばあちゃんの見かけと話し方で先入観を持ったこともいけなかった。

このおばあちゃん見かけは頼りないが、腐っても社長である。誰が何を言って、こ

の書類がどのように使われるのか話の筋が通っている(話は長いが)。

話し込むうちに先日ご訪問した別の大企業の社長にそっくりだと思うくらいの語り口だった。

おみそれしました。と深く頭を下げ、自宅兼事務所を後にした。

2時間も正座をしたので、立つ瞬間足がぐにゃぐにゃになっちゃいました(笑)

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