「商圏」という言葉を考えると、
みんな国や地域ごとに考える傾向があるようです。
日本向けとかヨーロッパ向け、北米向けとか南米とか。
でもそれってインターネットの場合だと、ちょっと違うなと思うんです。
私の場合は、言語で判断しています。
この場合、大きく分けて3つの領域がパッと頭に思い浮かびますね。
1つ目は、日本語圏。
日本国内だけで完結するビジネスの場合は、日本語圏です。
海外から仕入れて日本で売る場合も日本語圏。
日本で売っていて、海外出張している日本人から注文が入る場合もある。
海外に発送しますが、日本語圏での商売ですね。
2つ目は、英語圏。
日本で仕入れて海外で売る。私の得意分野のビジネスです。
英語を公用語としている国は、世界でトップの人口を誇ります。
その数は約14億人とも言われています。
特にグローバルプレーヤーや輸出入業者は英語を使ってビジネスをするため
英語圏での顧客は対企業との取引に発展することも少なくありません。
3つ目は、中国語圏。
公用語として利用している人数は英語よりは少ないものの、
母国語として中国語を使っている人数は世界一で、10億人以上います。
このため将来性が非常に高いと言われていますが、
中国語圏で商売をしたことはないので、私自身あまりよくは知りません。
これからは多分、全てにおいてグローバル化が進んで行くので
この言語の垣根すらも恐らくなくなっていくんじゃないかと考えています。
言語のロングテールがあるとするなら、
ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、ベトナム語圏も
ライバルが少なく狙い目だったりします。
上級者セラーの中には、この市場に進出している人もいます。
モノを売るということと、言語能力を
切り離して考えているからできてしまう。
どうやって売るかを考えるチカラがあれば、
言語は選択肢を狭める要因にはなっていないケースがほとんどです。
ただ、どこの分野をメインにするかは予め決めておいた方が良いと思います。
それぞれごとに特徴があるし、それぞれ持ち味が違うから。
さて更に細分化してみると、1つ目の日本語圏で販売する場合は
1.日本国内で仕入れ、日本国内で売る方法と、
2.eBayなど英語圏から仕入れて日本語圏で売る方法。
3.タオバオなど中国語圏から仕入れて日本語圏で売る方法。
大きく分けて3つが存在していたりします。
このうち「中国→日本」という方法で販売する方法が、
詳細に記載されているのが「中国輸入ビジネス大全集」。
公開期間は本日までですが、無料で手に入るので
参考にされると良いと思います。
あんまり関係ない話しですが、私のお客様にアメリカ在住で
英語を公用語にするアメリカ籍の中国人女性がいます。
彼女は小さなお子さんがいて、子供服をよく買ってくれるんですが、
わざわざ日本から買うんですよね。ちなみにタグは「Made in China」
だけど、日本人から買う方が安心だと言います。
日本人が昔から当たり前のように持っている品質管理(クオリティ)が
海外で受け入れられることも多いので、
「日本人が中国語圏から仕入れて日本語圏や英語圏に売る」
つまり、タオバオで仕入れてeBayで売ることも可能です。
こういうの取引は三国間貿易と言ってかなりレベルの高い取引になります。
当会でも数名しか実践して成果を挙げた人がいません。
1000個単位とか、結構大きな単位の取引が多いですね。
主戦場を決めながら、インプットを重ねておくとふとした時に
「そうか、こんなことができるんじゃないか?」
という閃きに到達することがあります。
それは明日かもしれないし、1年後かもしれないですが、
イノベーション(革新)は、組み合わせによってもたらされます。
「中国輸入ビジネス大全集」は本日まで公開しているみたいですから、
一度ご覧になってみてくださいね。
【あとがき1】
9月1日はサーバーメンテナンスのため、
一時会員専用サイトにアクセスできなくなります。
予めご了承いただければ幸いです。
9月は・・
> うぉっすごいボリューム!!!
> すっすごいですね~これ!
> 勉強になります!
と驚かれた、マニュアルを会員限定で公開します。
9月1日20:00送信予定なので楽しみにしててくださいね。
9-4
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