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「これだけやったのに、人は分かってくれない・・」
一所懸命頑張っても、成果が出ないということはよくあることです。
また、めっちゃくちゃ頑張ったけど大赤字ということも時にはあります。
愚痴を言えるうちは良いのですが、ほんの少し強くなったかなって
私が思うのは、そういう言葉を一切言わなくなったこと。
いや、そんなこと言ったって現状変わるワケでなし、
だったらもう手を動かしてやるしかないって感じですね。
例えば富士フィルムという会社は、カメラのフィルムを製造している
メーカーですが、カメラ全盛期の時代に米企業のコダックに
大きく引き離され、辛酸を舐めた経験があります。
提携も断られ、自社で開発するしか道が無くなった富士フィルムは
打倒コダックを目指して全社一丸となって取り組んできた。
ところが、現社長は当時を振り返ってこう言っています。
「本当の敵は、コダックではなくてデジカメだった。」
デジカメの普及によって、カメラフィルムの需要が急減して
なんと年間30%ペースで売上が激減し、ライバルのコダックは
破産に追い込まれました。
月40万円の給料をもらっている会社員を例にして考えると
翌年の給料が28万円。次の年の給料が19.6万円。
月々の生活費が30万円と仮定すると、
早晩立ち行かなくなることは明白ですね。
ところが、富士フィルムは今まで培ってきた技術力の矛先を変え、
化粧品の分野や液晶ディスプレイの分野に進出して
利益を激増させてみせた。さすが日本人の底力。
今までカメラフィルムの開発をしていた施設は、
化粧品の開発も行うようになりました。
カメラフィルムと化粧品は、「浸透」という分野で共通してたんですね。
施設・人員は同じで研究テーマを変えるだけ。
たったこれだけのことですが、これを実現することの難しさは
巨人コダックが実現できなかったことを考えても明白です。
富士フィルムは、強く、常に前を向き続ける会社だった。
そんな研究所には、梟(フクロウ)のモニュメントがあるそうです。
ミネルバの梟は黄昏時に飛び立つー
古い知恵の黄昏の中から、新しい知恵が到来する。
梟が使者として飛び立つという意味だそうです。
日本で売っていたものを、海外で売る。
日本語で販売していたものを、英語で販売してみる。
戦いの守護神ミネルバが黄昏時に梟を飛ばす。
勇気ある挑戦を続けることで、未来への希望が生まれます。
きっと新しい時代が来る。
それを、今経験しなくちゃ。
【あとがき1】
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9-4
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