サプライチェーンマネジメントとは?


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会員「あたし今、ボスって呼ばれてるんです!」

女性会員さんが一際声高くそう言った。

外注さんを駆使して、スカイプを使って打ち合わせ。

準備は万端整ったようだ。

リミットの制限も上がり、色々なアイディアを出させている。

おー。頑張ってますねー。

私「で、どのくらい出品してるんですか?」

会員「えっと・・、今1品なんです。」

私「  (゜Σ゜)・・  」

本末転倒やないかーーーい!

恐るべし・・、でもこういうことはよくありがちなパターンです。

特に外注さんの場合「なんでもやります、できます」と

大風呂敷を広げる人は多い。

救世主が現れたみたいな感覚になって、

じゃあ全部お任せするわ♪ ってなるんですが、一向に物事が進まない。

打ち合わせするより、手を動かさんかーい!と

ジレったくなるのはあなただけではありません。ハイ。

自分で一通りの流れをマスターしておかないと、

結局、アイディア出しの段階から人に頼ることになってしまいます。

自分は何を売りたいのか、どういう方法を使って仕事を依頼するのか。

少なくとも、この2つは決めておかないといけません。

そのためにはまず自分で一通りの流れをマスターしておく必要があります。

インターネットで物販をすることの面白さには際限がありません。

普通の会社なら、あなたは限られた一部門だけを任されることでしょう。

その部門のスペシャリストにはなれたとしても、

経営全体を見ることは、定年までないかもしれない。

だけど、インターネットで物販をすると、全てを自分でマスターできます。

簡単に言うと次のような流れがあります。

1.リサーチ

2.国内仕入

3.海外出品

4.質問・顧客対応

5.落札

6.請求・入金

7.海外発送

8.リピート購入

大きく分けてこの8個ですね。

めでたく商品が売れて、評価が入れば、

あなたは一連の流れを経験したことになります。

これは、たとえ個人レベルであっても内容は大企業がやることと変わりません。

数回まわせば、会社ってどういう仕組みなのかを理解できるでしょう。

さて、これらの仕組みを全部自分で回しているうちは、

全ての労働力において「1人分」で仕事をしていることになります。

最初は均等に全ての作業をするので、平準化されています。

ところが売上が伸びるごとに、「ひずみ」が出てくるようになります。

彼女の場合はリピーターさんが数人出てきて注文がくるようになり、

あっという間に新規の出品まで手が回らなくなりました。

つまり、8番のリピートのところに「1人分」のチカラが集中し、

他の作業を司る人がいなくなったということです。

そこで、外注さんにリサーチ出品の部分を任せようということになりました。

彼女の場合は、まずリサーチ出品を人に任せるための

経験を積まなければなりません。

仕事を丸投げしても、効率の良い仕事は生まれない。

ある程度フローを決めて、その中で最大の裁量権を与える手法が良いでしょう。

この段階では、仕事は倍忙しくなります。

普段のリピーターさんへの対応に含めて、

新しい外注さんとの詰めの作業が増えるからですね。

最低限のリピーターさんとの仕事をしながら、

経営の前半「売上を立てる」部分にフォーカスしていくことになります。

これが回るようになると、一瞬ヒマになります。

あれ?今まではオシリ叩かないと動かなかったのに、

自ら考え、行動するようになった。はー楽だ♪

と、余裕ができたのもつかの間。

次に起こってくる問題は、発送です。

商品が売れにうれまくったら、今度は自分で

深夜に発送しまくらなきゃいけなくなる。

売れるのはいいんだけど、売れたらどうしよー・・めんどくさい。

一見贅沢な悩みに思うかもしれませんが、それはつまりその部分に

負荷がかかっているということです。

こういうのを、サプライチェーンマネジメントと言います。

サプライチェーンマネジメントっていうのは、

この連鎖をスムーズに動かすための仕組みのことなんです。

例えば極端に売上が伸びすぎると、あなたの売上は下がります。

だって、モノが売れても発送しなきゃクレームになるでしょ。

悪い評価がついて、返品・返金が増えます。

あなたのサプライチェーンのどの部分に問題があるのか。

それを知るのが「ボトルネック」という概念です。

水の流れに例えると分かりやすいですね。

水量(売上)を一気にパイプに流し込んだら、

目詰まり(発送)を起こしました。

その後のパイプ(リピート購入)の太さが十分にあっても、

水は思うように流れてくれません。つまり人手が余ります。

この目詰まりの部分がボトルネックです。

このボトルネックの位置は、しょっちゅう変わります。

だから、あなたはどこのボトルネックを開放して、売上を伸ばすのかを

常に考えなければなりません。

利益が100万円~500万円を超えてくるようになると

この問題がより顕著になってくるでしょう。

ちなみに、私の場合の最近のボトルネックは経理でした。

入出金があまりにも多くなってしまい、それを全部一人でこなしていたので、

テンションがダダ下がりになってしまったのです。

間接部門の重要性を知りました。

今までは1円も利益を産み出さない、

私には最も不必要な部門だと思ってたのに。

そして初めて、売上を止めようと思いました。

いくらでも売れるけど、売上を伸ばすことは必ずしも

会社の利益を最大化させることに繋がらないと判断したからです。

では、どういった形が一番良いのかというと、

私の結論は「ダム」です。

水をダムに貯めておいて、下流に向けて必要な量だけ放出する。

これを自在にできるようになれば、とても楽にビジネスができるようになります。

これを適切に調整する行為を、「オペレーション」と言います。

つまり、売上が欲しいときだけ注文を受け付け、

注文が走ったら後はリピートまでしっかりとケアしてあげる。

ダムに水が溜まっていることをハッキリと認識できれば

焦らなくて良いようになります。

一括出品と、発送の部分を自分でやらずに済むようになれば、

あなたはメール対応だけで済むようになります。

この究極の仕組みを私は作りました。

今は限られた人だけに試してもらって、少しずつ蛇口を開けている状態です。

小さな個人のクセに、慎重に慎重に物事を進める人。

これは一番ダメな典型的パターンです。

だから私は常に突っ走ってきました。

しかし、今となってはボトルネックの目詰まりとダムの決壊は

自ら生み出すそのあまりの破壊力に、自ら深手を負ってしまいます。

バックアップとリスクヘッジを行いながら、今は慎重に事を進めます。

世界に誇るグローバル企業に成長するためには必要なステージです。

あなたも、このダイナミックなビジネスを個人レベルから始めてることを

覚えておいてください。

だって私は数年前脱サラして、

貯金20万円からのスタートだったんですから。

【あとがき1】

> 私のバングラデッシュのパートナーからの連絡です。
>
> インドとバングラデッシュ間に問題が発生し、
> バングラデッシュの政府系5サイトが、
> インドにハッキングされたとのこと。
>
> 取引に関する全パスワードを強化するよう
> アドバイスをもらいました。
>
> 現地の声なのでデマなどもあるかもしれませんが、
> ご報告まで。

海外SOHOさんを活用してる会員さんからのご報告です。

パスワードとかは、たとえ友人やパートナーでも教えちゃダメですよ。

【あとがき2】

あらー、なんか勢いで世界に誇るグローバル企業とかって書いちゃってるぞ。

えっとですね、私が書いてることって現時点では完全に「ノリ」で書いてます。

だけど、書いたことって大抵現実になってるんですよね。

発送代行システムのHASSO JAPANの構想も前に書いたし、

日本人セラー集団のことも書いたし。

恐竜みたいな日本の商品を売りまくってるアメリカ人トップセラーを

日本人集団のパーティーが撃墜して利益を分け合うとか、

モンスターハンターのボス攻略みたいなことができるようになる。

いやー、なんだかなー。どうなるんだろーなー。

【あとがき3】

2年ほど前に、海外のお客様からヤフオクの出品代行を

依頼されたことがあります。

ちなみにそれで、数百万儲けたんですが。

昨日、久しぶりにそのお客様から再度依頼がありました。

箱を開けてスタッフ全員目がテンに。

はっはっは、そーだよー私はこんなこともやってたんだよーん。

いやー懐かしい。そうか、あのお客様が帰ってきたか。

途中で止めてたら戻ってこれないもんね。

やっぱ海外販売は、続けてると複利の効果も大きいなーと思う今日この頃。


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