ここしばらくずっと原稿の見直しを行ってました。
以前出版したAmazon輸出の本が増刷になるからです。
差し替え原稿を用意するために、
もう一度本読みからスタート。
うーんもう何百回読んだだろうか。
出版から1年ほど経ち、手直しもたくさん入りました。
ただ、基本のコンセプトは変わりません。
Amazon輸出は相変わらず稼げます。
特にAmazon輸出は資金力がある方が有利なので、
最近はどんどんFBAに資金を投入しています。
無在庫販売と比べて在庫を抱えて販売する場合は
キャッシュフローの概念が必要になってきます。
無在庫の場合は基本、売れてから仕入れるので
入金が先、仕入れが後になります。
なので、長い間キャッシュフローは意識してきませんでした。
ところが、FBAに商品を納品した場合、
先に仕入れが発生するのとAmazonからの入金は
2週間後になるということや、
売れるまでFBAで現金化を待っている商品も出てきます。
利益計算はどのようにすれば
良いでしょうかという質問を受けました。
私の会社は無借金経営なので、
実は完全にオリジナルな計算式で会計をやってます。
しごく単純に「現金が尽きたら即死亡」というルールで、
仕入れが先行した場合、それはそのまま全額マイナスで計上します。
会計のルール上は仕入れをした商品は現物として
お金が資産に代わって資産として計上できるという
ルールがあるんですが、その考え方は採用してません。
私の考え方の根本は
ー100万円仕入 + 売上0万円 = ー100万円です。
最初のマイナスは貯金から捻出します。
この時点で予算ちょーだいとよく尋ねられるし、
予算いくらにしようかなと考えることになります。
会計上は
ー100万円仕入 + 売上0万円 = 資産100万円
という考え方が基本です。
現金が資産になっただけで、収支はトントンという意味です。
どちらを採用するかは仕分けした数字を
どう加工するかのセンスになります。
財務担当者の腕が鳴るところでしょう。
でも、会計ルールってイマイチピンと来ないんですよね。
資産価値って「たられば」じゃないですか。
もし、その商品が売れたらいくらになるという
価値を算出するためのものなので、
やっぱり売れなきゃゴミだなと。
商品ベースの利益率と、入金ベースでの現金増加率を見て、
黒字転換するのは何ヶ月後かな?という見方をしています。
Amazonの場合はリサーチがしっかりできていれば
半年ぐらいで行っちゃうので非常にペースが早いです。
その後はずっと黒字で推移するのでどんどん大きく転がせます。
先行投資する場合は、投資回収期間
3年以内を私は目安にしています。
ということで、数字の見方は人それぞれ自由だけど
この数字の見方が私にとって一番リアリティがありますね。
ということで、Amazon輸出は数字に強い人間が勝つ。
そういう市場です。
最新記事 by 吉田ゆうすけ (全て見る)
- 【本日で更新停止】さようなら - 2020年1月31日
- 【残り1日】明日で更新停止します - 2020年1月30日
- これから儲かる商品20選は本日削除 - 2020年1月28日