創業助成金を得る方法とは?パート2


創業助成金を得る方法とは?パート2

皆様おはようございます!中米と日本を繋ぐゲートウェイ戦略企業の加藤です。めっきり寒くなってまいりましたが体調はいかがですか?運動不足になりがちなこの時期は隙間時間を利用してあえて運動量を増やすべく積極的に運動するようにしています。朝5時30分起床。子供達と冷たい空気が凛と張りつめた中で朝からサッカー!その後子供達とシャワーを浴びて、家族全員で朝食を食べて幼稚園へ送り出してから仕事を開始します。最初はおっくうで2、3日に1回の公園サッカーでしたが、帰国後約半年が経過した今では毎日行えるようになってきました。私にとっては非常に大切な1日の開始儀式みたいなものです。子供達は夜早く寝るようになり風邪も引きにくくなってます。あなたも朝から行動を活発に行う為に数分いつもより早く起きてみましょう!
さて、前回までに創業助成金の申請に該当するビジネスとはどのようなものかと面談へ行く前までのご報告でしたので今回は私がどのような申請内容をお伝えしつつ面談の質問内容や雰囲気をお伝え出来たらと思います。

申請書の内容が見つかった!

申請書を作成するにあたって一番気をつけたのが、「私のビジネスはどのように助成金と繋がる部分があるのか?」です。ここで吉田さんの個人商社輸出セミナーの内容とそのセミナーを基に活動していた地元の工芸品を輸出する点と点が線となり繋がりました。これをどうやって私でなければ成り立たないのか?どうやったら独自性が出せるのか?を今行っているビジネスの中から文章に変更していく作業が求められます。話し言葉ではなく文章として審査員が読んだ時にはっきりとビジネスシーンがイメージ出来るように作成すること。ここがポイントとなりますので、普段頭の中でざっくりとイメージしている方や文章にしたことが無いビジネスを始めようとしている方にはうってつけの作業となります。ビジネスプランが明確となりなにをすればいいのかが具体化されてくるのです。これだけでも申請書を提出する意味はあると思います。

申請書内容

それでは私の申請内容の1部をご紹介したいと思います。申請書内の文章をそのままひっぱってきておりますのでですます調ではありませんがご容赦ください。
中米エルサルバドルの富裕層に日本の優れた工芸品を手始めに日本の商品を百貨店の外商スタイルにて販売していく事業を行う。エルサルバドルは自国の産業を「コーヒー生産」に特化し、19世紀後半より世界市場へ参入した結果、1930年代には、エルサルバドルの総輸出額の90%以上がコーヒーの輸出であった。そうした偏った経済産業は、土地所有の集中を招き、大農園主と農業労働者という国民の2分化、極端な貧富の差を生み出している。その状況はよく、「14家族(カトロセファミリア)」という言葉で表され、実際には、250ぐらいの家族が特権支配層として、エルサルバドルの富を握っていたと言われている。歴代の大統領も大農園主の出身である。この様な経済状況になっているエルサルバドルに、自分は在エルサルバドル日本国大使館へ領事兼警備対策官として赴任した。その就任中に、数々のレセプションやパーティーが行われた際、エルサルバドル政府関係者や地元有力企業社長から日本の民芸品や電気機器をどのように購入すればいいか、数多く尋ねらビジネスのヒントを得た。
そこでまず、日本の優れた工芸品を販売し、エルサルバドルと日本の懸け橋になる活動を、日本において富裕層(VIP)向けの商売方法として確立している訪問販売いわゆる外商という手法によって事業にする。私はこの様な事業を行いたいと考えた時に、まず誰に売るかと考えた。当然自分が3年間赴任してネットワークを構築したエルサルバドル政府関係者(外務副大臣、司法・公共治安大臣、国家文民警察長官、通関を担当する部門長など)やそのファミリーの富裕層を考えた。次に何を売るかを考え地元工芸品の輸出を計画しまた、将来的には日本とエルサルバドルを手始めとした中米諸国との懸け橋としての事業でもあるので、中米諸国のうち隣国のホンジュラス、グアテマラへも展開していく。5年後には中米各国に日本の素晴らしい商品を外商販売方式で普及させていく。(中米諸国とは、メキシコ、グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ、パナマの6か国を指す)
という内容で申請を致しました。ここの内容を基に申請書を完成させていきますのでしっかりと作り上げていきましょう。

申請書項目の注意点

次に各項目の注意点をまとめました。各都道府県によって申請書の内容が違っている可能性がありますので十分に注意してください。
1 製品・サービスの独創性
こちらはあなたが今行っているビジネスにおいて「なぜあなたでなければ出来ないのか?」「お客へのサービスはどのように独創性を出して行っているのか?」を十分に説明してください。普段あなたが他の方と同じビジネスをしていると思っていたとしても、顧客獲得のためあなたが行っている独自性を出すことが大切です。製品に関しては私はメインの輸出商材である工芸品を選びましたがあなたのリサーチ力で売れる商品を独自性をもたせる文章を作成する事です。
2 市場の特性・市場規模
こちらは今あなたが参入している若しくは参入しようとしている市場特性と規模をデータを踏まえて出展先を記載しながら作成すると説得力が上がります。どれくらいの購買層がいるのか?どの客層に販売していくのか?をここで明確にしましょう。
3創業する動機・きっかけ及び将来の展望
一番始めに記載したビジネスプランの内容から整合性が取れるように気をつけて記載をします。ここで乖離があると面談の際に審査官からしっかりと説明するように求められてしまいますので気をつけましょう。
4 スケジュール1年目〜3年目
ことらは後に仕入価格や必要経費の計算から進められるビジネスプランの一番大まかな記載欄となります。ここをある程度解りやすく少なめの言葉で伝えるようにしましょう。あまりここを作り込みすぎるとビジネスプランの一番アピールしたい部分がぶれてしまいます。
5 売上・利益等の計画
エクセルのデータに入力する事になりますが、初年度はどうしても設備費や仕入費等においてどうしても赤字になりますが、販売計画を無理に設定せずに赤字なら赤字で出しましょう。あまり大きすぎる赤字ですとビジネスとして成り立たない(当然ですね)と判断されますが、だからこそ助成金が初年度に必要なのですという説明に常に繋がっていきます。2年目から3年目はある程度ビジネスとして軌道に乗ってくる時期ですのでその販売計画を基に営業利益等を算出してください。
6 創業する事業の知識・経験・人脈・熱意
項目が4つあるものを一つの欄に記載しなければなりませんが、一つ一つ説明を入れましょう。今まで記載した内容に乖離が出ないよう確認しつつ知識・経験・人脈を説明し、最後の熱意を一番重要視していますので熱く常に熱く書ききって下さい。
7 価格設定、売上高・売上原価の根拠、販売促進活動
あなたが仕入れ販売したい商品を写真付きで掲載します。販売元への許可は事前にとってあると良いと思います。売上原価の根拠を示せなくなりますので、ここはしっかりと相手と交渉して販売価格と仕入値を決定しましょう。製品の説明も審査官が解るように専門用語には注釈を付けます。売上数の根拠と販促活動はあなたが普段行っている若しくはこうなるという計画をどのように根拠として示すのかを説明してください。
8 資金調達方法及び補助事業の経費明細
こちらはエクセル等にて計算をしてください。助成金の対象にならない経費もありますので申請書内容を確認しつつ経費計上してください。
9認定支援機関記載書と覚書
あなたが認定支援機関の方へ相談しているのでしたら作成してもらえます。そして認定支援機関の方が一緒に同行してあなたのメインバンクの銀行と覚書を取り交わしてくれますのでそちらの資料をお持ちください。

面談

提出後に日時が指定され審査員との面談になります。私の場合はまず初めにあなたのビジネスを5分で説明してください。5分が経過するとベルが鳴りますので速やかに説明を終わらせてくださいと言われます。5分に全てを掛ける。緊張はしますがここで吉田さんのTEDセミナーの内容が生かされました。審査官は全部で6名。セミナーで学んだ事を行いながら一つ一つ私の経歴とビジネスプランを説明しました。その後審査官から質問が矢継ぎ早に飛んできます。しかし申請書を基に行われますし申請書を持ち込んでもいいのでそれらをみながらゆっくりと回答すれば問題ありません。認定支援機関の方へも質問がいきます。どのような支援を今後行いますか?このビジネスにおけるリスクと対策を説明してください?ここで認定支援機関の方の技量も合わさっての面談となりますのでしっかりと打ち合わせを行いましょう。

まとめ

手に汗握る面談終了からこの記事を一気に書き上げました。面談が終わり認定支援機関の方と今後の打ち合わせが終わり次第吉田さんへ御礼の電話をさせて頂きました。ビジネスプランを与えてくださりそして面談の対策まで行ってくださった吉田さんへどうしても直接御礼が言いたかったのです。まだ結果は出ていませんが審査官の方にもお褒め頂き感触としては良かったです。これでもし採択されなかったとしても私のビジネスを行う上で必要な情報が全て揃っています。創業助成金の申請を提出するという作業を行う事であなたのビジネスの明確な資料となりますので後の融資獲得に向けても必要な資料になってきます。あなたも是非挑戦してみてはいかがでしょうか?
あなたへ
加藤拝