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あなたも知らずにニセモノ掴まされてるかも。原因と対策


「このスカーフ、売れると思います。どうでしょう?」

上目遣いで声をかけてきた中国人スタッフが、
自腹で購入したというスカーフを持ってきて話す。

女性モノはあんま詳しくないし調べてないけど
スカーフといえばシルクなのにコットンの肌触り。

そうだな、んでも秋冬には良いかも。

韓国でよく売れてるそうです、と言うけど、
洗濯表示タグには日本の会社名が書いてある。

私「え?これ日本製なの?」

スタッフ「いえ違います、中国の工場から買いました。」

私「これが韓国で売れてるの?なんで?」

スタッフ「日本製だと品質が良いとされてます。」

・・・。
何言ってんの?
全然話しが噛みあわんやんけ。

つまり、簡単に言うと中国工場の横流れ品てことです。
工場で作って余った商品を横流しして
100円ぐらいで買ったということ。

Made in JAPANって書いてあったっけかなあ。
うろ覚えだけど、もし書いてあったら完璧ウソですよね。

そんなものを私に勧めるだなんて
一体どんな神経してんだと一瞬お説教モードに入りました。

私は一時期日本の繊維工場の総務部で働いてたこともありましたが、
日本の場合はブランドから受注し、製造して余った製品は
全部焼却処分されるのが当たり前です。

なので、作った製品が横流れすることはまずありません。
これは日本の製造業の常識です。

仮に市場に流通したとしても、日本の場合は
消費者が発見してすぐに大問題になって会社は潰れるでしょう。

日本人はそれを大きなリスクと捉えてます。
そこに疑問を持つ人はいないでしょう。

こういったロス(廃棄処分)の焼却作業を現場で見ると
もったいないという気はします。
ただ、そんなもんなんだろうとしか考えてませんでした。

なので消費者も日本で横流れ品を手に入れることは、ほぼ不可能です。
だから、日本人は正規の流通経路以外の商品を見たことがありません。
日本人の常識では理解することが不可能なんですね。

ところが中国サイドから見ると、
全部燃やすなんて信じられない!という反応になります。
そんなことがありえるのかと。

中国の工場をひたすら見て回って感じたことは、
結局モノ作りをしてるのは当たり前の話し、
ヒトだということです。

バッグを作る工場では、ヒトがミシンを掛けてモノを作ってます。
あなたがもし、自分のミシンで内職してたとすると。

生地が余ればキリの良いトコまで作っちゃおうか考えるだろうし、
作ったものは、もったいないから作業場の隅っこの方に置いときます。

追加発注があったらすぐに出せるし余分に置いとこうと。
そういう在庫はどこの工場でも満載でした。

場所が無くなって追加発注もなく、捨てるぐらいだったら
タダ以上の格安で売れるもんなら自分で売っちゃおうかと考えます。
日本で言うところのワケあり処分みたいな感覚ですね。

ナイキとかのロゴも1000個刷ったら型があるので、
勢い余って100個ぐらい余分に作ることは簡単に出来ます。

これを止めるのがモラルというもので、
それはやっちゃいけないでしょうという
暗黙の了解が日本人には深く深く浸透してます。

それはもう無意識レベルまで落とし込まれてるので
だから私も一瞬何を言ってるのか分からなかったんですね。
半年以上、中国に通い詰めてようやく意味が分かりました。

例えばロゴを刷るのにシルクスクリーン印刷という技法があります。
Tシャツなんか作るとしましょうか。

製版(型)を作るためにはまずデザインが必要です。
デザインを考えて土台を作り、作業を始めるまでには
私なら1週間ぐらいは時間を掛けちゃうでしょう。

しかし実際に作業を始めると流れ作業なら
1枚刷るのに3秒ぐらいしか時間が掛かりません。

整版を保管しておけば余った素材に
プリントするぐらい造作もなくできます。

市場にも大量に、いわゆる模造品や横流れ品が並べられてます。
みんなやってることだから、日本と比べると
コンプライアンスの意識っていうのは希薄ですね。

赤信号、みんなで渡れば怖くない。というか
みんなで渡ってると赤信号の存在にも気づかないというか。
しごく一般的に置いてあります。

それが大きな市場とかで展示品として置いてあるもんだから、
日本人は横流れ品だとかニセモノだとか思わず
そのまま仕入れて販売してしまったりすることがあります。
(ていうか、そういう人はものすごく多い)

日本に輸入して売れば当然プラットフォームなら
サスペンドの対象となります。

ただ、モノ作りの現場サイドの立場から見ると、
あくまで「こういうモノが作れる技術がありますよ」
という提案だということなんですよね。

つまり、ニセモノでもそのまま作ってと言われれば作るし、
でも素材を変えたり、ロゴを変えたりする指示を出せば
要望通りに作ってくれるという意味です。

なのでウチのスタッフもスカーフやりませんかと
私に提案してきたんでしょう。

うーん、あなたに伝わってるかなあ。
私も何度も、マジで言ってんの?って聞き返したし。

日本人のマナーの良さは気持ち悪いレベルで、
それは違法だとかニセモノだとか大合唱するので
うっせえバカヤロと思ってますが
逆に中国流を見るとモラルを大事にしようと言いたくなります。

これは年齢によるところも大きいですね。
年寄りが多いと保守的になるし、
若者が多いと攻撃的になります。

日本は経験が豊富で年寄りが多く、
中国は経験が浅くて若者が多い。

日本人はアジアの諸国に行くと
道路を渡る時きゃあきゃあ騒ぎます。

車も人もガンガン往来するので頭を先に入れたもん勝ちなんですよ。
横断歩道も信号もないし、車の切れ目を狙って突っ込んで渡ります。
インフラが整備が出来てない地域はみんなこんなもんです。

逆に日本では横断歩道があって信号がそこかしこにあって、
子供の登校時には父母が見張ってたりするもんだから
決まったルートから外れると大騒ぎ。

どっちも極端だなあと。

ただ分かっていれば間を取るのは簡単です。
むしろ、こういった慣習の差が分からずにやると
ドツボにハマるだろうなあと改めて感じたワケで。

どっちが正しいなんてことは言えません。
どちらに文化に合わせるか、です。
その感覚も、時代背景や置かれた立場によって変わります。

いやー、ホントにわかってやってる人何割いるんだろうか。
ネットビジネスって表面だけでもとりあえずは出来ちゃうしなあ。

さ、日本帰ろ。

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3年 ago by in タオバオ. You can follow any responses to this entry through the | RSS feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

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