stickyimage

Menu

人事部の美人秘書


「あなたに、好感触を持っています。」
「もし、私が独身だったらあなたのような・・」

止めた。セクハラになってしまう。

「以上です。今後ともよろしくお願いいたします。」
「こちらこそよろしくお願いいたします。」

簡潔にビジネストークで締めると、
就業時間外にも関わらず即座に返事が返ってくる。

手元のポモドーロタイマーはまだ残り15分ほどあったが
早めに休憩を取ろうと表へ出た。今回は特別だ。

人事部を作りました。

今回入社してもらったのは22歳の若い娘。
高校卒業後すぐに人事部で4年間勤務した経験のある
とても物覚えの早い女性だ。

ビジネスは、最初のギアがローで始まる。
体1つ分の事業を自分で作り、拡張していく。

最初に営業、次に事務、そして総務部門ができて
さらにシステム開発部門ができ、最後に人事部門ができる。

システム部と人事部が走ったらスケールするしか道はない。
金が尽きるか、青天井に伸びるかどっちかだ。

毎日80を超える未読を既読に直しながら、
ようやくこれが終わるのかと思うと感無量で、
つい、外に出て1人で感慨にふけったのでした。

オートメーション化が完成した。
手離れした、と本当に言って良いのだろうか。
自問自答しながらも、覚悟を決めた。

良い人材を確保する方法はマーケティングに似てる。
まずは申込者を増やし、そこから絞り込んでいく。

変な人や厄介な人もたくさんいたし、
傷ついたこともあったけれど、
彼女と出会えたのは私にとって幸運だった。

スキームとしては今までの最高傑作ができた。
人事部もいくつも作ったけど、
今回は壊れない、セキュアな仕組みになったはず。

でも、もし途中で飛ばれたら私が徹夜で
フォローに入っても間に合わないかも知れない。
本人には言わないけど被害は甚大だ。

そう考えると「この娘に託しても良いものか」と
いう気持ちになるのも当然だ。
やっぱりビジネスは恋愛によく似てる。

非常に気立てがよく、要領も良くて擦れてない。
このご時世に若い人材が採れたのも良かった。

大事にしたい、という気持ちが
セクハラ発言とも取れそうなコメントに
繋がりかねず、言葉を選ぶ。

だって、美人なんだもん。
ま。そんなことは本音ではどうでも良くて。

なぜ社長の周りに人が集まってくるのか。
それは彼らに魅力があるから。

では魅力とはなにか。
お金だったり権力だったり色々あるだろう。

本当の私を好きになって欲しいと言ったって、
いい歳こいて金も権力もない人間の元には
誰も寄ってこない。

太ったスッピンの女性は好きですか?
いくら内面が良くても誰も寄ってこない。

だから私は結果を出し続ける。

人は私になんか興味がない。
私の持ち物に興味があるのだ。

若くて地頭が良くて容姿端麗な女子。
彼女と比べて他の先輩たちはどうだろう?
ふといつもの疑問が頭をよぎる。

あの頃は今みたいに会社も大きくなかったし、
限られた予算で採用してたから今の採用基準では
採用しない人達ばかりだ。

相応しい人になってもらわないとな。
窓の外に目をやる。

あれ?なんか島耕作みたいなことになってる?
ダメダメ、思い上がるな。


The following two tabs change content below.
エグゼクティブクラブ代表の吉田です。 エグゼクティブクラブは9年に及ぶ実績を元に多数の成功者を輩出し、 14,000件以上に及ぶメール相談実績、2,700有余名以上の歴代会員サポート実績、 マニュアル・コンテンツ総数3300ページ以上、10名以上の講師陣によるサポート体制、 業界最大級の海外販売・個人輸出の会として、 あなたに的確なアドバイスをさせていただきます。
7か月 ago by in ビジネスマインド. You can follow any responses to this entry through the | RSS feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

About

エグゼクティブクラブ代表の吉田です。 エグゼクティブクラブは9年に及ぶ実績を元に多数の成功者を輩出し、 14,000件以上に及ぶメール相談実績、2,700有余名以上の歴代会員サポート実績、 マニュアル・コンテンツ総数3300ページ以上、10名以上の講師陣によるサポート体制、 業界最大級の海外販売・個人輸出の会として、 あなたに的確なアドバイスをさせていただきます。

Copyright ©2019 海外販売をしよう! All Rights Reserved