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成功するマッチングサイト運営の方法とは?


成功するマッチングサイト運営の方法とは?

吉田です、おはようございます。

前回の記事に、多くの反響をいたただきました。

ビジネスアイディアは海外からやってくる!?
www.9-4.jp/main/?p=2769…

へー、そんなのがあるんだって反応から、これを是非ビジネスとして立ちあげたいです!!といった反応まで様々。

中でも非常に興味深かった感想は、小さな頃から海外留学生の受入を行なっている女子高生がEatWithのビジネスに興味を持ち、ビジネスプランについて相談したいと直接コンタクトを頂いたことでした。実は以前、彼女は私が主催したセミナーに参加してくれたことがあり、懇親会の席で女子高生だということを知って大変驚いた限りです。私の行うセミナーは実践者のハイレベルな実務経験を基にお話しする内容が多いため、年齢層や受講料も高めで本気で稼ぎたいと思う人達ばかりが集まっているだけに、彼女の存在は印象強く私の中に残っていました。

■EatWithの類似サービスを日本人が立ち上げていた!?

さて、私も注目しているEatWithは旅先で個人の家庭におじゃまして、そこでご飯を食べるというマッチングサイトでした。日本ではまだこのテのサービスを見たことがないと思っていたのですが、この記事をキッカケに次々と情報が私の元に入ってきて、類似サービスがつい最近リリースされていることを知りました。

しかもそのビジネスはなんと日本人が立ち上げたというから驚きです。そのサイトの名前はKitchHikeと名付けられています。

eBayの場合だと、商品の提供者をSeller、購入者をBuyerと呼びます。KitchHikeは食事の提供者をCook、利用者をHikerと呼びます。とてもユニークなネーミングセンスですね。

KitchHike
kitchhike.com…

世界中のキッチンをオープンしたいという夢に溢れた創業者のコンセプトの1つに、「うちの母ちゃんが作るメシで外貨を稼ぐ方法」を生み出すというのがありました。まさしく私が理想とするところです(笑)

■ビジネスを仲介するサイトの呼び名は?

こういった「売りたい人」と「買いたい人」を結びつけることをビジネスマッチングと言い、これらのサイトはマッチングサイトと呼ばれています。ヤフオク、楽天、eBay、Amazonなどはその業界の最大手であり、シンボル的な存在ともなっています。

私自身、さまざまな場所でBuyer、Seller活動を行い、かつ複数のマッチングサイトの運営を行なっています。ローンチまでの涙ぐましい事前準備から、ローンチ直後のサーバダウン、セキュリティ問題、業務効率化への挑戦、ユーザーの多様化により次々と迫られる仕様変更、法規制の問題など様々な問題に直面し、その都度ギリギリで乗り越えて来ました。

「No1」を勝ち取れば他者を圧倒するレベルにまで一気に駆け上がられるビジネスモデルですが、これに夢を賭ける人達と多くの情報交換をしてきた結果、私も含めてそれぞれの勇者が挑んできた道のりを、ここで少しだけご紹介したいと思います。

■まず行うべきは資金調達。

これは世界を変える革命である。素晴らしいアイディアに期待と夢を膨らませたあなたは、このアイディアを実現するのに多くの資金が必要であることに気付きます。

私自身、マッチングサイトを手がける中で様々な別業種の方に事始めの成り行きを聞いた所、USD3 million(約3億円)もの資金調達を成功させた人に出会いました。ちょうど円高で日本中が不景気に晒されていた頃のことです。実はこの時代、アメリカでは「エンジェル投資バブル」が起こっていた時代。とはいえこれだけの資金調達を成功させるのは大変なことです。

普通の人には、とっかかりすら掴めない→思考停止。というケースがほとんどだと思います。

普通、日本で起業して資金調達をするとなると、銀行からお金を借りるということが真っ先に頭に浮かぶと思いますが、彼らは「出資」という形でエンジェルと呼ばれる投資家から資金調達をまず考える傾向にあります。融資と違って出資というのは返さなくても良いお金。これを元手にあなたの夢を実現させて行こうというワケですね。

■どうやったらそんな大金を手に入れられるの?

実はこれはあなたにも普通に手に入る情報で、国内外にはたくさんの起業家と投資家を繋ぐマッチングサイトが存在しているんです。

例えばAngelListは最近注目されているソーシャルなマッチングサイトです。

AnglelList
angel.co/…

こういった所で投資家にコンタクトを取り、実際に会いに行ったりして話しを進めていくことになります。実はこういった投資家の人達は同じ地域に住んでいることが多いので、1人がダメでも数軒隣りに住んでる投資家の人を紹介してくれて、ピンポンして30分で1億の出資が決まったりすることもあるんだとか。ただし、出資を受ける以上、投資家の近くにオフィスを構えること、だとか定期報告をしに都度足を運ばなければならないとか、そういった制約条件は必ず発生します。

出資を受けるために必要なのは、プレゼン能力。特にエンジェル投資家を説得して出資を募るほどの規模のビジネスというのは出だしの数字よりも将来性が最重要視されます。そのため、目先の採算性といった見える数字で説明するよりも、壮大なスケール感や、市場の規模がどれだけ大きくなるかと言った「計測不能な魅力を伝える能力」が求められます。

「ウソから出た真」にするために、プレゼンではウソ八百でも構いません。とにかく大風呂敷を広げてどれだけ可能性のあるビジネスなのかを熱意を持って言い切らなければならないということです。でも、そのくらいは言えますよね?あなたのアイディアは世界を変える革命なんですから。

起業家は、ぶっといハートで資金調達をして果敢に市場に挑んでいるのです。年齢性別は問いません。女子高生でもやる気があればできることです。失敗しても返済義務はありません。その情熱に心打たれた投資家が、あなたに賭けて出資するのです。

■優秀な人材を確保して、夢をまず形にする。

資金調達が出来たあなたが次に行うべきは、優秀な人材の調達です。当面の資金が確保できているので、ここからは時間との勝負、机上の空論をイチ早く現実にするため、プログラマやエンジニアなど、優秀な人材を獲得するためにとにかく動き出します。

ここでの人材は会社の全てを把握する創業者メンバーに近い存在となるため、私が知り合ったほとんどのマッチングサイト運営者が、友人知人もしくはそのツテを頼りに登用した人ばかりでした。

あなた自身が複雑なソースコードを書く必要もなければやプログラミングの知識を必ずしも持っている必要はありません。資格を持っている必要もありません。あなたに必要なスキルがあるとすれば、それはあなたがやりたいことのために彼らを説得し、あなた自身がやることがなくても頑張っている人のソバに居て夢を語り続けることです。それが彼らのモチベーションとエネルギーに変わって行くからです。

夜も寝ないで大好きなことに心血を注ぐ、ブラック企業も真っ青の突貫工事の始まりです。ちなみに私のところではこれを「ガチ上げる」と表現していて、今でもこの言葉を聞くと震え上がります(ただ、またやりたい衝動にかられる時があります 笑)

■ようやくリリース、折り込み済でも初動はアナログ。

マッチングビジネスの場合は運用面で考慮しなければならない2つのことがあります。それがセラーマネジメントとバイヤーマネジメント。eBayやヤフオクで商品を売る場合は売ることのみに集中することが出来るし、商品を買う場合は買うことのみに集中出来ます。

就職サイトでは個人は就職活動することだけに集中出来るし、企業は採用活動することだけに集中出来ますが、マッチングサイトの場合はその両方に配慮しなければなりません。

まずは売る方の品揃えのために、セラーの質と量を確保しなければなりません。サービスを立ち上げれば勝手に人がやってくるほど甘くはないので、多くの場合は人力で人を集めることから始まります。

KitchHikeのメンバーも8月からメンバーばらばらに世界を回ってKitchHikeを実践しながら育てていく予定だそうで、軌道に乗るまでのテコ入れは自分たちでしなければなりません。レバレッジがかかってきてようやく空中浮上し、手元から離れた所でウニョウニョと世界が動き始める、という感覚になることでしょう。

これらは声を掛けて行った仲間内でやっている間にトラブルはさほど起きません。まずすべきなのは売りたい人を自らの手で集めて売りやすいように手配してあげる事です。

楽天も最初は出店者を募るために1日100本200本と電話して飛び込み営業を掛けて行き、自らの足で営業をかけて出店者数を増やすことから始まりました。

売りたい人が勝手に増え、客が客を呼ぶフェースになって来ると想定外のトラブルが起こってくるようになります。バイヤーマネジメントの必要性が出てくるのもこの頃です。お客様相談室、カスタマーセンターなどと一般的には呼ばれていますね。

そしてビジネスが自立基調に乗り出すと一気に業績は好転し、売上と利益は青天井で伸びていくことになります。黒字転換までに2年、手離れ3年を目指す。これが1つの目標でもあるでしょう。

■まとめ

これが、マッチングサイトを描く上でのビジネスモデルです。どうですか?ポカーンと口が空いちゃったかもね。これはナンバーワンを目指すタイプの走り方です。

ちなみに私の場合は全て自己資金で回しているので、オンリーワンを目指すビジネスモデルです。いずれにせよ、これらのサービスを立ち上げる人は、売る側、買う側両方の立場を経験してから学びと気づきを得ているということ。

そのためにはまず彼らを支援する立場で売る側の立場に立ってみることをオススメします。また、素晴らしい企画案があるなら持ち込みは大歓迎です。私があなたに出資することがあるかもしれませんよ。


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