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第六の爆発、Airbnb編


日本という国は何で稼いでいくんだろう?
これを再度考える機会があった。

東日本大震災。

その時私は東京に居て、ミシミシと
ビルが横に揺れているのを感じた。

やあ、地震だ。ヘラヘラ笑ってたのも束の間。
次の瞬間大きな揺れと共にガシャンと
モノが落ちる音がして、私は小学校の
防災訓練さながらに机の下に潜り込んだ。

机の下に潜り込んでる最中もヘラヘラ笑ってた。
本当に驚いた時って人間はこうなるのかもしれない。

駅に向かうと山手線は全線不通になっていた。
激しい揺れを感じながらワンセグでテレビを見ると
ちょうど原発がボカンと吹き飛んだ所だった。

日本、終わった。

現在、日本の貿易収支は
どうなってるかご存知ですか?

2011年までは貿易収支は黒字で
日本はまだ貿易大国でした。
それが現在の貿易収支は世界第何位でしょう。

正解は、206位です。

日本という国はもう
「モノづくりをしていない」

では何で?これは私達にとって重要な課題です。
武井壮さんが面白いことを言ってました。

十種競技の100mで日本記録を出した時、
やった!これで稼げると思っていたのに
一切お金にならなかったそうです。

その時、やってもうたと。

スポーツには色々な種類があるけれど、
競技場を観客で埋めることが出来ないスポーツは
スポーツビジネスとして成り立たないと。

もし、子供にスポーツをさせるのであれば、
是非、ご両親は「そのスポーツは稼げるのか」を
考えてから始めてもらって欲しいと。

そう言ったんですね。

ビジネスも同じで例えばWeb制作業や
ツール開発業などインターネットでも
たくさんの代行業やビジネスが存在してます。

これはいわゆる中間マージンを
取るような仕事だけど、大元の
商取引で利益が出ているからこそ
Web制作等にお金を回すことができるのです。

よく、給料アップするからうちに来ない?
と言われて悩んだりするケースを聞きますが、
自分がいくら貰えるかよりも、その会社が
何で稼いでいるのかをよく知る必要があります。

利益が出ていない会社から給料が出るはずもないので。
出資を受けたとしても、原資がなくなれば終わるので。

つまり、「利益の源泉」がどこなのか。

そこから最終的に自分の取り分を逆算するのです。
これを突き詰めていくと、日本という国が
何で稼いでいるのかまで遡ることになります。

貿易収支は206位になった日本ですが、
経常収支は世界第3位の黒字経済大国です。

貿易収支というのは会社で言えば部門で、
経常収支は会社全体の収益を表します。

少子高齢化などの構造的な問題を抱えながら
日本という国の決算は「黒字」なのです。

日本は生産拠点を移転して、海外で
物作りをするようになりました。

分かりやすいのは海外子会社からの配当。
これが日本に流れてくることで大きな利益が出ます。

でも、それだけでは成長のエンジンとして物足りない。
なぜなら21世紀はモノが売れない時代だからです。

私はITが日本の中心産業になるのではないかと考えました。
ところが、ITというのは一部の企業は恩恵を受けるものの
全産業を活性化させるまでには至らないのです。

そこで私は政府のある取り組みに着目しました。
「観光立国日本」です。

東京オリンピックが決まる前のことでした。

海外のオフィスは、ただ置いてあるだけ。
何か事業を始めたかったけれど特に予定はなし。

ペーパーカンパニーとなってしまっては意味ないので
人を採用し、置いておくことにしました。
こういうのを恒久的施設、と呼びます。

とは言っても仕事はさほどありません。
会社に行って何もしないで良いなんて楽じゃんと
思っていたけれど、することが無いと逆に人って
辞めてしまうんだなということもこの時学びました。

では、リサーチとコールセンター機能にしよう。
何を調べてもらおうか。

その時「日本に遊びに来る時は呼んでね」と
言ってくれたシンガポールの
VIPのことが目に浮かびました。

そこで海外で話題になってた
Airbnbのリサーチを始めたんですね。
当時日本で知ってる人は誰もいませんでした。

Airbnbのリサーチは簡単です。
住所を入力してそのエリアの物件を表示させます。
上から1軒ずつ、リスティングを開いていきます。
1泊あたりの宿泊単価が出ています。
カレンダーで先1ヶ月の予約済の数を数えます。

例えば
1泊15000X予約数15=22万5000円。
月々の家賃がこれより低ければ利益が出る。

敷金礼金仲介手数料と家具代等の
先行投資が必要なので回収期間が過ぎれば
あとは全部利益になっていく計算です。

リサーチをさせて驚いたのはお宝だらけだったこと。
さらに当時は日本人が皆無だったので、
外国人ホストがたくさん日本の物件を扱ってました。

10年前のeBayとよく似た状況だったのです。
日本の商品は日本人が売るべきだ、というのが
私のポリシーでもあったので、闘志がメラメラ湧きました。

これからは転売の時代じゃない、転貸の時代だと。

幅をきかせてたのが当時おサルの抱っこして
写ってた外国人ホストで、プロフィールには
英語教師だと言う風にかいてありました。

黎明期はどのプラットフォームでも
こういう人達が現れる時期があります。
私は彼をティーチャーと呼び、徹底的に分析しました。

レビューにはクレームが並んでて、
あまり丁寧には対応してないようなイメージ。
自分で清掃もしながら、20部屋は回してる。

10万円のワンルームが30万円の売上を出してる。
回収期間は多く見積もっても4ヶ月以内。
これは凄い、と本気をだすことにしました。

ライバルが徐々に増え始めたので、
需要を洗い直してみると、Airbnbは
家族需要が多いということに気付きました。

そのため広い部屋や隣の部屋もと広げていき、
全盛期は新築ビルの1棟丸々サブリースしました。

直接出向いて言うワケですね。全部と。
上場企業でも与信に通らないのに通りました。

ウチの決算書の数字が
上場企業以上に最強だったからです。

しかしトラブルも多いので対応に苦慮しました。
ゴミ出しの問題やパーティ等の騒音。
つまりは「近隣住民への配慮」が課題だと。

長期で宿泊する人も中にはいたのですが、
そういう人はトラブルになることが無かった。
住む、と旅行、は違うんだと。

確かに1泊や2泊だと、汚しても
まあいっかという気分になるでしょう。
ただ、1週間以上になると周りに気を使うものです。

更に外国人が頻繁に出入りをしていると
住んでいる人達にとっては気持ちのよいものではありません。

ビルや地域には「コンセプト」というのがあるんだなと。
雑居ビルには色んな人が集まるし、
タワーマンションには清楚な人達が集まります。

マンションの治安や雰囲気を決める
「管理組合への配慮」も大事なポイントでした。

オリンピックが決まってから民泊が注目を集め、
政府も対応に乗り出し始めました。

インターネット企業に対して国家としても
本格的に調査をするレベルになったということです。

ひょんなことがキッカケで私に白羽の矢があたり、
結果的に有識者として大臣に直接ご意見を
申し上げることになりました。

免許証や個人情報を渡して、セキュリティゲートを
何度もくぐってSPが護衛してて秘書官が速記で
メモを取ってる前で話しをしたので、
もう、これで丸裸だなと覚悟を決めました。

海外販売に限らず法律っていうのは
時代の後についてくるものです。

私のポリシーとして、法律の前に
「人の役に立っているか」ということを
ビジネスを始める前に考えて行動しています。

だから私は率直に大臣にも意見を申し上げました。
今まで何度か、こういう経験をしたことがあります。

出過ぎた杭は打たれる。
対応を間違えたら命はないだろうなという場面。

矢面に立つ恐怖と自らの信義則に従っている以上、
堂々と立ち向かっていくべきだという葛藤。

ちなみに私はこの難しいオペレーションを
現場対応も含めて全てクラウドベースで組みました。
24時間対応のコールセンターや現場スタッフ等
もしもの時は飛んで行くようにしています。

私はどこにいてもパソコン一台で
集中管理と現場統括が出来るぐらいに
マネジメント能力が上がっていました。

時代の移り変わりは早くリサーチも高度化し、
収益性の高い物件も以前ほど簡単に見つからなくなりました。
家具や調度品もセンスが求められるようになりました。

もはや「見えない需要を見る」までになってきた。

これはもう、私は無理だと悟った瞬間があります。
同時期に始めたホストがこんなことを私に言いました。

傾向として畳の部屋はゲストに人気がないと。
データ上はこのエリアが人気があると意見交換をしてた時のこと。

彼は私に、こう言いました。
ずっとゲストと接している熱心なホストです。

「外国人は畳で寝るのは嫌いだけど見るのは好きなんだよ」

これを聞いた時、
ああもう、ついて行けないなと。

それで、規模を縮小することに決めたのです。

明日はいよいよ最終日。

ちょっとした発表をするので
興味のある方は明日もどうぞ。

ま、個人的なことです。

エグゼクティブ会員の募集期間中の間
時代を追って話しを続けます。
quest.s196.coreserver.jp/www.9-4.jp/main/ayxn…

【あとがき】

ビジネスを始める前に、リスクを知ろう。

法律面のリーガルリスクや
プラットフォームのアカウントリスク。
なぜ、そのリスクがあるのか理由も知ろう。

リスクを知らずに始めた場合、
短期的な収益を上げることは可能ですが、
長期的に収益を上げ続けることが難しくなります。

私からあなたへの、アドバイスです。

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エグゼクティブクラブ代表の吉田です。 エグゼクティブクラブは9年に及ぶ実績を元に多数の成功者を輩出し、 14,000件以上に及ぶメール相談実績、2,700有余名以上の歴代会員サポート実績、 マニュアル・コンテンツ総数3300ページ以上、10名以上の講師陣によるサポート体制、 業界最大級の海外販売・個人輸出の会として、 あなたに的確なアドバイスをさせていただきます。
3年 ago by in エグゼクティブ会員. You can follow any responses to this entry through the | RSS feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

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エグゼクティブクラブ代表の吉田です。 エグゼクティブクラブは9年に及ぶ実績を元に多数の成功者を輩出し、 14,000件以上に及ぶメール相談実績、2,700有余名以上の歴代会員サポート実績、 マニュアル・コンテンツ総数3300ページ以上、10名以上の講師陣によるサポート体制、 業界最大級の海外販売・個人輸出の会として、 あなたに的確なアドバイスをさせていただきます。

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